世の問題はアルゴリズム問題



アルゴリズムは問題解決の手続きである.
しかし,ぼくの周りの人はアルゴリズムと聞くと「数学の話か!?」や「計算方法でしょ?」など算数や数学と関連するものとしてイメージしている.確かに一面としてそうであるが,昨今のテクノロジーの進歩を考えるとアルゴリズムをそういった画一的なものとして考えるのではなく,様々な問題に適用する例を挙げ,アルゴリズムが結果として数学のみに留まるものではないことを示すことでこの世にあるものは全てアルゴリズムのよしあしであることを説明したい.

例えば,現在,アルゴリズムは言語やヘルスケア,アートなど数学とは関係のないと思われるものにまで波及している.言語では形態素解析が有名だろう.また,ヘルスケア分野ではempathという会社が感情認識ソフトを作っている.そしてアートでは,数理論を生かしたジェネラティブアートが存在する.

上記の例のものは全てプログラムによって作られている.つまり,アルゴリズムによって生み出されている.

アルゴリズムは問題解決の手続きであることは一度述べた.問題解決の手続きを噛み砕くとある問題を設定し一つの解答を出す手段のことだ.

この世の中,問題は無数に存在する.例えば会話.人によってA→bであればA→Bがある.もしこの二つの定義の元で会話する人がいると話が噛み合うか未知数だ.ここで会話が成立しないことによる問題が発生する.その時,どうしたらこれを解決できるかという問いを立て,「定義を統一する」や「定義を統一せずPCを仲介させる」など考える.それを具体的にどうするかがアルゴリズムだ.

このようにアルゴリズムを考えると憲法ですらアルゴリズムに見えてくる.会社の中にあるルールもアルゴリズムだし,自分の気持ちに区切りをつけることすらアルゴリズムだ.

ぼくらの周りは無意識のうちにアルゴリズムによって支配されている.

だからこそこの世の中の問題は大小の差はあれ,アルゴリズムの問題なのだ.

以下,今回の反省


これは"it from bit"全ては情報からにも通じるので人によっては数学が全てを繋げるように解釈する人もいるだろう.もちろんPCによって操作されている以上そのような解釈も正しいが,ここでは数理論大好き人間や最適化したーいな人向けでなくアルゴリズム???なんじゃそりゃ!知らん!な人向けなのであえて裏側からなるべくアルゴリズムは全てに通じているということを言葉として感じて欲しいという思いで書いた.

かなり硬い文体で書いたので意図から外れてしまう可能性もあるがそうなったらまた改めて書く.

CS系の学部に行くために使いたいですが,とりあえず五万円ください.レーザーカッター作ります.もしくは住む場所といい働き口