夢見ろぐ

最近みた夢 3つです。

1.
眩しい日差し、白い住宅街をあるいているとき、大きな跳ねる動物が横切り、とふっ と どこかに着地する音がした
見回しても 何もいないが、歩き進めるうちに ある一点だけ 色鮮やかなノイズを放っていて、そちらに向くと 古い布の破れ目のようなもの

そのなかに、いくつか大小の眼のある 大きな トビネズミのようなものが 驚いたような息をして じっとしていた
目のひとつは 時計の針がぐるぐる回り続けるような模様

おたがいに驚いたりしているあいだに、ねずみは布の穴ごと薄らいで 消えた

2.
こもった鼓動の音と、おばあさんの歌声の子守歌が まろやかに聞こえる
古代の村のようなものがみえる草原に 草の波 上空に 巨大 おむすび
ほかほかしていて、ごはんのいいにおい
おいしそうだな というのとあわせて、こみあげる郷愁のような感覚につつまれていた

3.
長くて大きめな こたつ のある 日常のような部屋
家族(夢から覚めてみると全く知らない人 虫のようなパーツがあごにある)が あれ、耳につのがでてきたね と言った

んん?と思い 左耳をさわると 蕾をつけた枝の先のようなものが 耳たぶの斜め上の辺りから生えていた

うわっなんじゃこりゃ となっている中 昆虫のようなひとは、もうそんな季節なんだね~ 去年はもっと遅かったもんね  としみじみ頷いている

はじめは驚いたが、木が生えてくれた というのがだんだんうれしくなり、指先でそうっとなでると、なにかの花の香りが すうっと とおりぬけた

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