夢見ろぐ

最近の夢と、思い出した夢です。


1.

肩に細身の小さな とかげ をのせたひとが、春色の見晴らしの良い道を歩いていた


とかげ と ひとは和やかな様子で、こんなことがあったよね のような笑い話をしていて、ときどき こらえきれずに とかげが楽しそうに笑っていた(かえるのよう 独特な高めの声)ひとも顔はよくわからないながら しみじみと嬉しそう ただ、どこかなにかが心配そうでもあった


白く眩しい、毛糸の服を着たひとだった


2.

こうもりが、実物はそう作るものではない"巣"のなかで、子犬のような顔で眠っている(果物を食べるタイプの、大きな

こうもり)


つばめの巣のようなもの、でもそれはなかが広くなった岩穴のような地中にある


向きをかえて背を見せるうち、こうもりの形は不明瞭になり、同時に巣の一部がぷるぷるっと震え、今度はそれがだんだんこうもりになって 真ん中あたりに這っていき、まだ眠そうにまどろんでいた


夢の内部、視点のみの私は、

(あぁ、この種はだんだん かわりばんこ に姿をむすびながら、ずーっと生きているんだなあ)

と、自然番組を視聴するような感覚で思っていた

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