夢見ろぐ

昨晩みた夢と、思い出した夢の 二つです。

1.

体も鼻先も長い獣びとと 冒険者風の人間が薪をくべて、野宿の食事の準備中

獣びとの眼は、瞳孔に近いところほど群青色、端のほうは雪のような光り方をする灰色人間は橙のような茶のような色の髪

よく笑い、旅慣れない緊張もありつつ、人間は なつっこく頼もしいよ のようなことを言う
獣びとは 眼を閉じて頷いているが、どこか かげがある そのうちに人間は眠った

自分の手甲の傷と 人間自身もよく知らないという 形見のような飾りの紋章を見比べて 少し唸る獣びとの眼に 赤い色の点がいくつか表れだす
が、呑気で陽気な表情をみて 長いため息のような声

たてがみを撫でる手を止めて、どこともわからない言語で つぶやいた

2.

自然番組のような画面、ジャングルの中
紫の蛸の脚のようなものの束が不思議に動き、派手な色(蛍光色のような)の蝿が集まる

この異界の蝿は飛行能力に優れている のような説明が入り、そのうちに蛸足束的な何かのうち一本が 円を描くように強く回り、派手な虫たちを全て包んで土に入ってしまった

食べたのではなく、彼らは別の物質になって 蛸足が生きる間ずっと内部の(なにか固有名詞)を飛び続ける のような説明

とても詳細な、鮮やかな映像
(やっぱり熱帯のいきものは色が はなやかだな~)のようなことを考えつつ視界いっぱいの画面を眺めていた


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