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生理の日の暮らし方

普通の人とはちょっと違う暮らしの中でどうやって普通に日常を送るのか。
快適さも環境にも妥協したくない。
そんなわが家での生理の日の暮らし方。

生理の日の心の事

基本的には旦那と息子と24時間一緒の生活。なので、機嫌が良い時も、調子が悪い時にも一緒です。

たまには不穏な空気になる時もあるけれど、基本はお互いを思い、補い合って暮らしている。

だから、こちらが不調の時にはそれを伝えて旦那には頼り、甘えられる所甘えています。
それは無理しないという意味で、自分で自分を甘やかします。

生理の日は自分だけ我慢すれば良いのではなく、家族の問題でもある気がしています。
症状が軽くても、重くても共通認識を持つ。

私も普段伝え下手なので、本音では「言わなくてもわかってよ!」と思ってしまうタイプですが、それは無理な話なのでなるべく言葉にして症状や、やって欲しい事などを生理の日に限らず伝える様に心がけています。

私は症状軽めの方ですが、普段気が張って気付いたら無理してるタイプでもあるので月に一度自分を緩める。そんな大切な期間でもあります。

生理の日を快適に過ごすアイテム

具体的な生理の日の、暮らし方です。
現状、私にとっての神アイテムはこの3つ。

スクーンカップ…月経カップとも呼ばれ海外ではいろんな種類がある。シリコンやゴム製。劣化するまでは繰り返し使える。
布ナプキン…様々な素材や形で売ってたり、自作も出来る。洗って繰り返し使う。
古布…息子の布おむつライナーにも使っている。着なくなったTシャツや古くなったタオルなど。

スクーンカップ

画像はスクーンカップさんより

生理の日アイテムとして、割と上級者向け。
膣にカップを挿入して、経血を溜めてトイレで流すもの。慣れるまで、付けるのに戸惑うんだけど慣れると布ナプキンを洗う手間がかなり省けて楽。最大12時間交換不要とあるけど、実際には完全に漏れないわけじゃないし、量は日によって人によって様々なので個人的には3〜6時間毎に洗うのが良いのかなと。

実際の使用方法や、スクーンカップ(月経カップ)の種類は様々なので興味を持った方は調べてみて下さい。

私が始めたのは約2年前。スクーンカップにしたのは、海外サイトが多い中で日本向けのサイトで内容が充実していたのが決め手です。

後に使い方紹介しますが、私は1つで足りてます。外出が多い人や外でお仕事している人は2つ無いと大変かもです。

布ナプキン

画像はサニーデイズさんより

紙ナプキンを卒業したい方には、割と最初に取り入れやすいアイテム。ただ、落ちにくい経血のついた布を洗う手間があるのでそれをどう感じるか。エコな石鹸で汚れ落ちが良いものも色々あります。
市販のものは柄も、肌に触れる部分の布地も綿・麻・絹と、様々なので好みの物が見つかると生理の日が楽しみになるのではと思います。

私が始めたいと思った時が移住するタイミングで、作っている友人からプレゼントして頂けることになりそれをベースに自作したり古くなった生地を張り替えたりして今でも使っています。

布ナプキン歴は3年くらいかな。
スクーンカップ導入する前は8枚くらい必要だったけど、今は2枚あれば足りる様に。

古布

これは、何でも良いんだけど使い古した布。着古したTシャツとかタオルとかシーツとか。
それを適当な大きさに切ってストックしておく。
最初は一回毎に変えるサイズで小さめに切ってたんだけど、最近は大きめに切ってそれを折って布ナプキンの上に置いて汚れたら折り返したり裏返してキレイな面を出してそれが無くなったら捨てる様にしてる。

使い方

生理になったら、まずスクーンカップを装着してパンツの上に布ナプキンをセット。さらにその上に古布を重ねて着用します。

これでまず、大体の経血はスクーンカップに留まって漏れたものはまず古布に付き、さらに漏れたら布ナプキンに至るのでほとんどの場合は古布の取り替えだけで済みます。

スクーンカップを使わない人も布ナプキンの上に古布を重ねれば少しはお洗濯の手間が減るかなと思います。この為に無理にTシャツ切って捻出する必要は無いと思うけど、ただ布を捨てちゃうくらいなら、こうやって布を使い切るのもありなのかなと。

わが家の場合

まずトイレの時には桶に水を入れて持って行きます。

トイレに入って用を足す。

スクーンカップを取り出して洗い、再度装着。
古布が汚れていたら面を変えるか取り替える。

汚れた水は裏に捨てる。

紙ナプキンを卒業して

個人的な感想だけど、紙ナプキンを使わなくなってから生理の日が楽しくなった。
後は、自分の体を大切にする様になった気がする。
実際に、心の持ち様が変わったら生理痛も症状もだんだんと軽くなって、出産したのもあると思うけど今ではほぼ痛みは無く、朝眠たくて起きにくいのと、日中はいつもよりボーッとする。

若い時は、美意識には興味あって表面の見栄えを良くする事ばかり考えていたけど、健康や体の中身の事は自分以上に大切な人が出来てからより考える様になった。

生理の日にもし気が重くて、毎月嫌な時間になっている人は布ナプキンから試してみてはどうだろうか。
ライフスタイルによっては難しいかもしれないけれど、一人でも多くの女性にとって生理の日はせめて自分自身を大切にする日になって欲しいなと、勝手ながらも願ってみたりするのであった。

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サスティナブルな暮らしを、一緒に実現していきましょう!