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子育てで親も成長する 2

3歳までは小さな体罰は必要

赤ちゃんの娘をあやしながら、テレビを見ていたら、天皇家の皇太子の教育係であった浜尾侍従へのインタビューの番組に目がとまった。今の天皇陛下を養育されたかたである。そのなかでのお話で度肝を抜かれたお話があった。

「皇太子殿下と言えども、一般のお子様とおんなじですよ。3歳までは特別な教育はしません。いわば、動物の子育てのように、ある程度言葉が理解できて、物事の良い悪いが判断できるまでは、動物の親と同じように(←天皇の教育係が大胆な発言とびっくりしたが)悪いことをしたら、手をピシっと叩いたり、お尻をぺちっと叩いたりして、しつけました。

ええええ?動物の親のしつけと同じ?天皇家が?

衝撃以外のなにものでもなかったが、妙に納得してしまった。そして、浜尾侍従の子育てと同じように、3歳まで試してみたのである。

危ないことや悪いことを娘がやってしまった時は、「お手て出しなさい!」と両手をださせ、手の甲をぺちっと叩いてみた。

それを繰り返していくと、そのちっちゃな体罰がどういう時にされるのか?感覚的にこどもはわかってくるのだと思う。

3歳近くになって、だんだんと知恵がついてくると、自分で悪いことをしたなあと思った時は、娘の方から「ママ、○○ちゃんちょっと叱られるようなことをしちゃったから、お手てぺちっとしてちょうだい🥺」とまで、言うようになった。

そこまでで、ちっちゃな体罰のしつけは終了!その後は、言葉がだんだん理解できるようになったので、いっさい体罰は必要なくなった。

あの時、何気なく目に入った浩宮皇太子殿下の教育係・浜尾侍従のお話を聞いていなければ、子育てに迷っていたかもしれない。(ちなみに私は子育てに関する本はいっさい読まなかった)

ちょっとした情報が子育てに大きな影響を与えてくれた話だ。・・・つづく

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