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君はビアツーリズムという言葉を知っているか🍺🍺🍺

8年前ほどからゆるゆるとクラフトビールというものにハマった。8年というと短いといえば短いけれど、色々あった。あのガッキーがクラフトビールを美味しそうに飲むドラマが放映されたり、個人的にも何本かビールをつくったりビアジャーナリストになったりした。

2020年も充実したビール人生を...と思っていた矢先、ステイホームな世界になってしまった。ビールをお取り寄せしたりするのもよいけれど、やっぱり外で飲みたいよね、ということで「ビアツーリズム」という概念についてふわっと話したい。

ビアツーリズムって?

「ビール」と「旅」。以上なのではあるが、強いていうと「ビールを目的の上位に位置づけた旅」といえる。ビアツーリズムは、色々な人が提唱しているけれど、ホップの産地でもある遠野付近が有名なのではないだろうか。

私個人としても、旅先ではいつも飲んだくれているのだけど、ビアツーリズム、という言葉を意識したのは、遠野で行われている「遠野ホップ収穫祭」だったりする。2020年は中止になってしまったけど、来年開催されるようであればぜひ参加したい。美味しいビールを飲んで、ホップ農家さんと交流したり、サンプラザ中野くんさんとパッパラー河合さんと記念撮影したりした。電車とタクシーで一時間くらいだろうか、有名な温泉もあったりするので、本当にオススメ。

私のビアツーリズム 2020

某ウイルスのせいで、基本的には出かけられなかったものの、それでも奇跡的に2回だけビール旅をすることができた。個人的な備忘録として紹介してみようと思う。

2020.2 奥多摩 VERTERE

旅と呼ぶのにはギリギリだけれども、奥多摩のVERTEREへ行った。

VERTEREでは、毎年2月に周年イベントを行っている。これがまた最高で10種類ほどのオリジナルビールを飲み放題できる。毎年参戦している。

都内からでも大体3時間くらいはかかるだろうか。その間に少しビールをフライングしたりする。ビールの後でも前でもよいけど、辺りを散策したり、もえぎの湯というお風呂があるので、酔い醒ましにもひとっ風呂もアリ。

奥多摩は日帰りしかしたことがないのだけれど、山越えして高尾のほうに挑む人もいるらしい。高尾ビールもあるし、一泊して翌日は山越えとかも楽しそう。くれぐれも飲みすぎないように。

2020.3 静岡市 WEST COAST BREWING / AOI BEER / サウナしきじ

某ウイルスの足音もし始めたころだと思う。仕事でサウナ関連の映像を見すぎてしまい、サウナの聖地と呼ばれる「しきじ」にいくことにした。しきじでは一泊できるようだったので、仕事終わりに静岡へ直行→しきじ→翌朝からストロングスタイルでビールめぐりをする、という旅程にした。

話は逸れるけれど、しきじのサウナは最高。水風呂最高。ただ宿泊するには、8席しかない布団スペースを確保できないと結構厳しいので、別でホテルとかを予約したほうがよい。

ちなみに夜ご飯は静岡ハンバーグの名店「さわやか」にいった。皿がメチャクチャ牛で、きまずいけどおいしい。

翌朝、まずは朝イチから空いているAOI BEER STAND へ。

平日朝イチにいったので、当たり前だけれど先約はおらず、一時間ほど店長さんとお話しながら、3杯ほどいただいた気がする。元々一人旅が好きなので、旅先でお話しながら飲み歩くのは本当にたのしい。酔っ払っていたので、気づかなかったのだけど、静岡にはお城とかもあるみたいなので、見ればよかった。

ほろ酔いでWEST COAST BREWINGへ。静岡駅から数駅の用宗駅にある。

WEST COAST BREWINGさんは、たまたま髪を切ろうしたら、その美容院ではビールが飲めて、そこで教えてもらった。

そんな最高の美容院教えてもらったビールは、やっぱり最高ですっかりファンになってしまった。IPA専門で、Outsider brewingのヘッドブルワーの方が立ち上げたとのこと。お店のセンスもかっこよい。

またお風呂の話になるけど、スーパー銭湯?と併設されていて、それも最高。それにしても、ビールの話と同じくらいお風呂の話をしている気がするな。こちらも海が近く、施設もキレイでよかった。

そのあとも、静岡市内に戻って何軒かビアバーを回った。写真はHUG HOPさん。

帰途についたのが、20時くらいだった気がするから、ちょうど丸一日といったところだと思う。一日中ずっとアルコールが入っている旅なので、向き不向きあると思うけれど、見知らぬ土地で、見知らぬ人と、少し開放的な気分になりながら飲む時間は、いまとなっては貴重な時間だったなぁと思う。

おわりに

物理的に動く、知らない人と話す、ということは「新しい検索ワードを探す旅」だと思っていて、人見知りしがちな僕には「ビール」と「旅」は切り離せないものだったりする。ニューノーマルと言われているけれど、2021年は、これまでのよかったことと、変わってよかったことが共存する年になればいいなと思う。ビールを飲みながら一人で書いているからか感傷的な締めになってしまった 笑。

さて、色々落ち着いたタイミングで、「ビアツーリズム」試してみてはいかがでしょうか?どこかのビアバーで会ったら、ぜひ乾杯しましょう!私の現在地はInstagramでわかるので、ぜひフォローしてください🍻🍻🍻

ちなみに、この記事はcraft beer Advent Calendar 2020の一部として書かれたものです。

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