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2016 San Antonio Spurs Playoff 観戦の旅①Day1出発から到着まで

はじめに
2023年5月16日(日本時間17日午前9時)にNBAドラフトロッタリー2023が開催され、サンアントニオスパーズは14%の確率で見事1位を引き当てました。
このドラフト1位指名権をもって、スパーズはフランスの有望選手Wembanyamaを獲得するとみられています。まだ指名もしていないうちからスパーズのTicket membershipへの応募は殺到。サンアントニオへ行く人も増えるのではないか?と思います。
2016年のことになるので少々古い情報になりますが、自分がサンアントニオへ行ったときのことをまとめておこうと思います。
観戦のあれこれについてはあまり役に立たないような気はしますが、サンアントニオへ旅行するなんて、スパーズファンでもない限りほとんどないことだと思うので、街の雰囲気が伝わったら幸いです。
(写真は当時のiPod touchで撮影したものも多く、ボケ気味です!)


観戦を決める

私がサンアントニオスパーズのファンになったのはいつのころかは正確に覚えていません。あのビューティフルなパス回しに魅了され「このバスケ面白い!」と思って応援するようになりました。

2016年のプレイオフを見ていて、「これは、今年試合を見に行かなければもうビッグ3(ティム・ダンカン、マヌ・ジノビリ、トニー・パーカー)が揃う姿を生では見られないかもしれない」という予感がして、急遽観戦しに行くことを決めました。当時、ティム・ダンカンは39歳。NBAのスパースターであるコービー・ブライアントが引退を宣言して華々しく「さよなら行脚」をしているシーズンでした。ダンカンは何も言っていないけど「後悔したくない!」と思い、GW真っ只中にプレイオフの試合を見に行くことにしました。

旅程は
2016年(平成28年)5月2日(月)~5月6日(金)までの3泊5日
日本を朝10時台に出発し、現地サンアントニオへ同じ日の12時頃に到着予定
費用
肝心の費用ですが、「50万を支払った」ということだけはなんとなく頭にあるのですが、正確に覚えていないです。
当時の為替の状況やGW中の旅行ということを考えて、おそらく2人分の費用だったのではないかと思います。

かなり前のことで覚えていないのですが、決めたのは4月中旬だった気がします。NBAの観戦旅行を手配してくださる旅行会社・ワールドイベント鎌倉株式会社さんhttps://www.worldevent.co.jp/に夫が頼んでくれて、航空券、ホテル、観戦チケットなど基本的に全てお任せしました。

私は海外には何度か行っていたものの、アメリカ本土は初めて。そして、NBAのチケットを取ったこともなかったので丸投げしてしまいました。今なら、ネットでリセールチケットを自分で購入することも可能だと思います。(2019年にNYで観戦したときは、現地在住の友達とサイトを見ながら席を選んでチケットを購入してもらいました)
ワールドイベント鎌倉株式会社さんではチケットだけの手配もしてくださいます。

いざ、出発

飛行機はアメリカン航空。そう新しくもない航空機で、2-5-2という席の配置でした。突然決めた旅行ゆえ、中央5席並びの真ん中席という過酷な位置。旅行会社の方からは、「カウンターで通路側に変えられるか交渉してみてください」とのことでしたが、GWで満席の飛行機でそれは無理でした。
GWの最中に出発ということで、滑走路の混雑によりなかなか飛び立たず、30分もしかしたら1時間近く機内で離陸待機していました。この時点でこの伸びた時間がそれほど影響あるとは思わなかったけど、乗り換えの時間に大いに関係しました。
アメリカン航空には初めて乗りました。
日系航空会社の決めこまやさなどは期待していませんでしたが、コーヒーすらあまりおいしくなかったのは印象的でした。

ステフの写真は機内誌。狭い機内でした。
アメリカンエアーにもう乗ることはなかなかないと思う。なぜかキットカットが食事についてました

混乱した乗り換え。サンアントニオが遠い

サンアントニオへ行くには、ダラスのフォートワース空港で乗り換えなくてはいけません。機内の航路図で案内を見ていたら、アメリカ西海岸からダラスフォートワース空港まで3時間かかりました。アメリカ、広いですね。

乗り換え空港に着いて、一度入国審査・税関を通って、荷物も一度引き取ったあと再度預けるという指示をもらっていました。
飛行機を降りて、入国審査の列に並んでいたのだけど、大行列!
それでも、まだ時間はあると様子を見ていたのだけど全然動かなかったです。流石に焦ってきて周りの様子を窺ったり、途中で誰かに聞いた気がするけど、結局みんなが同じように待っているということで並ぶしか方法がなかったと記憶しています。
今振り返ると、強めの交渉ができたらもう少し違ったのではないか?と思いますが、そこまで英語が堪能ではないのが悔やまれます。
乗り換えの飛行機に間に合わないんじゃないか?という不安で、このあたりの記憶があいまいですが、「ここはディズニー?」と思うくらい並びました。

なんとか税関を抜けて、サンアントニオ行きの搭乗口へ急いだものの、モノレールみたいな乗り物で移動するシスムだったので走りたくても走れない!乗り物が来るのを待たなくてはならないので、要注意です。
焦りまくって出発時刻と同時くらいに搭乗口へ着いたけど、搭乗案内は締め切っていてもう飛行機に乗せては貰えませんでした。
(搭乗口では呼び出しされていたのかもしれないですが、モノレールを待っているところでは何も聞こえはしないのです。係員がいるわけでもないし。)

搭乗口でどうしたらよいか尋ねたら、「キャンセル待ちをしろ」という説明。実は、試合日程が変更されたこともあり、到着日の夜に試合を観戦することになっていました。
(到着日申込時は余裕のあった観戦日程ですが、1stラウンドがスウィープだったりすると要注意です)

乗り遅れて焦るあまりに、日本の旅行代理店に電話をするも日本は夜中だったため通じず、自力で頑張るしか方法がありませんでした。

ダラス→サンアントニオの次の便以降の搭乗口は同じ所ではなく、便によって変わるので待つ場所にも注意を払わなくてはなりませんでした。キャンセル待ちをしている人はそこそこいるのですが、自分達の順番がなかなか回ってこず、乗れない。後から来た人の方が優先されている感じもあり、特に軍人さんは優先度が高いようでした。

キャンセル待ちをする搭乗口もあちこち変わり、その度に移動を繰り返しました。一体、何便を見送ったのかは忘れてしまったけれど、これに乗れたらまだ試合にも間に合うという飛行機に無事に乗ることが出来ました。

あまりに飛行機に乗れないので日本みたいに陸路でサンアントニオへ行く方法はないのかな?という突飛なことも頭に浮かびました。

本来なら、サンアントニオの空港でお迎えがある予定でしたが、何本も飛行機に乗り遅れたし、相手に直接連絡する方法はないしで空港に着いたら、荷物だけが寂しくポツンと置いてありました。

私たちの荷物は昼の便で運ばれてしまった
到着時刻午後5時38分!予定では10時40分ダラス発11時52分サンアントニオ着予定でした

そんなわけで、旅行は何があるかわからないので、乗り換えと観戦日程の設定には要注意です。
かなりぐったりしましたが、とりあえず無事にサンアントニオへ着いてよかったです。

Welcomeって言われても素直に喜べない疲労感があった
ぐったりして、かばんも閉めずに写真に写る人

その②に続く



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