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転職を繰り返しつつも内定を貰えてきた私が教える履歴書作成の基礎

私はこれまで7回転職を経験しました。

体調を崩して退職したり、契約期間満了での退職など理由は様々で、決して自慢できる事ではありませんが、人より転職活動の回数は多く経験してきました。

回数を重ねていくうちに履歴書作成の基礎を身に付けました。

・手書き作成編
・パソコン作成編

2パターン書いておりますので、就職活動中の方の参考になればいいなと思います。

ただ「この通りにしたら絶対に内定がもらえる!」というわけではない事だけ、ご了承いただけたらと思います。

内定はタイミングや相性、双方の合意があってのものだと考えています。


作成方法説明の前に…


そもそも履歴書って、手書き作成とパソコン作成どちらがいいの!?と思った事ありませんか?

個人的には「どちらでもいい」と考えていて、時間短縮できる「パソコン作成」で作成したいです。

ただどちらにもメリット、デメリットはあります。

【手書き】
 メリット:字の上手さ・丁寧さ・熱意をアピールできる、人柄が出る
 デメリット:書き間違えると最初から書き直し

【パソコン】
 メリット:1回作成すればデータが残るので、作成する手間が省ける
 デメリット:インパクトに欠ける

ハローワーク職員に聞いた事がありますが、やはり「どちらでもいい」という回答でした。

履歴書の手書き指定をされる会社もあるそうで、応募する会社に合わせて作成するのがいいかもしれませんね。


それでは作成方法に参りましょう!

【手書き作成】


○手書きが向いているとき

・履歴書の手書きを指定している会社への応募
・長い歴史があり古くからの慣習を大事にしている会社への応募
・字に自信がある人
・字の綺麗さが売りになる職種への応募(アピールになる)

○準備するもの

・紙の履歴書
・水性ペン(0.5mmくらいがオススメ)



履歴書は100均で手に入ります。
サイズはA4が一般的かなと思います。A4サイズの紙で管理している会社が多いからです。

ペンはあまり細すぎても寂しい感じになるので、0.5~0.7mmくらいがオススメです。

履歴書の項目ごとに説明していきます。

①日付

日付は履歴書を発送する日を書きます。

年号でも西暦でもいいですが、これ以降もどちらかに統一して書いていきましょう。


②名前

まず最初に大事なところです。
欄も大きいですし、大きく丁寧に書いていきましょう。

バランスが良いとより良くみえますので、まずは鉛筆などで薄く○を書いて位置を決めると書きやすいです。

○はペンが乾いてからゆっくり消しましょう。

ふりがなは、
・「ふりがな」と書かれていたら、かなで書く→とうじょう ゆりか
・「フリガナ」と書かれていたら、カタカナで書く→トウジョウ ユリカ

合わせて書きましょう。

③生年月日・性別

ここはそのまま生年月日を記入し、性別を選択します。

満年齢の書き方は、上で書いた日付時点の年齢を書きます。

なので履歴書を書いている時点で誕生日が来ていなくても、上の日付(送付日)に誕生日を過ぎていたら、現在の年齢に+1をした数を書く事になります。

事前に書置きをしておく方はいつ送るかわからないので、ここは空けておいて、送付する直前に記入したほうがよいかもしれませんね。

④連絡先

番地やマンション、ビル名まで書きましょう。

同じ都道府県内であれば市区町村からでも構わないと思いますが、私は都道府県から書いています。
あと番地は「1-2-3」でも大丈夫ですが、これもなんとなくのこだわりで「1丁目2番3号」みたいに書いてます。

電話番号は、家の電話もありますが携帯のほうが連絡が取りやすいので、携帯のみ書いています。
メールでのやり取りがない場合は、メールアドレスも書いていません。

必要以上の個人情報は書きたくない(笑)


⑤学歴

学校名は正式名称を記入。
学科等もあれば書いておくとよいと思います。
ちなみに普通科の時は書いていません。

過去に「学歴ってどこから書くの?」と思い、色々調べると、中学校卒業から書いているという情報が多かったです。

ただ私は転職回数が多く、職歴でかなりの行数を使うので、高校卒業から書いています。
それでつっこまれた事は、今まで一度もありません。


⑥職歴

会社名も正式名称を書きます。
入社の行の下に「正社員として経理部に配属」等と、雇用形態や配属部署を書くのも良いですが、職務経歴書も送付する場合は重複するので省略してもいいかもしれません。

なにより私は行数が足りなくなるので、書いていません(笑)

退職のところは「一身上の都合」「契約期間満了」等と簡単に理由を書いています。

所属していた会社によって「入社」の書き方ってちょっと悩みますよね。

・○○会社→入社、退社
・○○銀行→入行、退行
・○○事務所→入所、退所

が良いようですが、個人的には全部「入社、退社」でもいいのかなと思います。
こちらも面接でつっこまれた事はないです。

それでもなんか引っかかるなって時は、「就職、退職」と書いています。学校等の教育機関は「入社」はちょっと違う気がするので。

あと「職歴って全部書くの?」というところなんですが、転職回数が多い私は行数の関係で短期バイトや、半年しか在籍してないところは省いています。

逆に職歴が少ない場合は、書いておくと少しでも経験としてプラスになると思います!

職歴欄は結構悩みますね~。


⑦免許・資格

取得している資格は強みなので、しっかり書きましょう。
こちらも正式名称を書きます。

正式名称がわからない場合は、「運転免許 正式名称」みたいなキーワードで検索するとヒットします。

沢山資格を取得している方は、応募する会社で活かせそうな資格を優先して書くと良いと思います。


⑧志望動機

ここは1番大事です。

志望動機については、ポイントをまとめた記事を別で作成しますので、内容作成についてはそちらをご覧いただけると嬉しいです。

志望動機を考える大きなポイントだけ書いておきます。


志望動機はおおまかに3部構成にします。
1.なぜ志望したのか
2.これまでの経験(学生であれば学んだり、取り組んだ事)
3.経験を活かして、どうしていきたいか

そこそこの長さの志望動機が出来上がり、欄もしっかり埋まります。

いくら職歴をしっかり書いても、ここがスカスカだと熱意は伝わりにくいです。

本音では「給与がいいから」「家から近いから」等の理由が多いとは思いますが、それだけが理由だとなかなか内定は貰いづらいです。

私は過去にそれで「他に何かないの!?」と面接で言われた事があり、案の定不採用だった経験があります…。
これは会社によるかもしれないですが。


⑨通勤時間・扶養家族等

通勤時間は片道時間を書いています。
おおよそで大丈夫です。

扶養家族や配偶者もそのまま書いていきます。
ここは簡単です。


⑩本人希望記入欄

「特にないけど、何か書くべきか」悩むところです。

求人票のとおりでよければ何も書かなくても良さそうですが、私は応募する職種と雇用形態を書いています。

たまに同じタイミングでいくつかの職種(一般事務と経理事務とか)を募集されている会社もあるので、お互い間違えないためにも書いてるくらいの気持ちです。


求人票に「勤務希望曜日や時間を教えてください」などの記載がある場合は、ここに書いておくと話が早いかもしれません。

「火曜日は勤務できません」という書き方より、「火曜日以外の平日は勤務できます」とできる事を書いたほうが印象が良いかなと個人的には思います。


⑪写真

最近は写真の貼りつけです。
履歴書の中に写真貼り付け用シールが入ってる事が多いので、これを写真の裏に貼って履歴書に貼りつけましょう。

もしシールが無い場合は、しっかりとのり付けして貼りつけます。


以上で手書き履歴書の完成です!

☆おまけ

字を書く時に枠の下の線に沿うように書いていくと、書きやすいですし、見栄え的にも統一感が出ます。


大きな変わりはなく見えるので、気持ちの問題ですが(笑)

あと、やはり字は大きく!
字に自信がなくても、大きく書くと立派に見えます!



【パソコン作成】

○パソコン作成が向いているとき

・IT系の会社
・パソコン作業が多い職種への応募(アピールになる)
・履歴書の提出方法がメールの場合(データでのやり取りが多い会社の可能性大だから)


○準備するもの

・パソコン、もしくはスマホ


①テンプレートのダウンロード

テンプレートを使ったほうが圧倒的にラクです。

検索エンジンで「履歴書 テンプレート」等のワードで検索すると、無料でダウンロードできるサイトがいくつか見つかります。

記入欄のデザインが違ったりするので、自分に合うものをダウンロードしましょう。

ちなみに私はこちらの、リクナビのサイトからダウンロードさせてもらいました。


②入力



各項目を埋めていきます。
具体的な書き方は、手書き作成と同様です。

パソコン作業に慣れている方であれば、30分くらいあれば全て入力が終わります。

字の大きさは11ptくらい。
名前だけは大きく26ptにしました。

パソコン作成の際で気を付ける事は、フォントを揃える事です。
テンプレートのフォントに合わせるのがいいと思います。

③写真


これは2通りの方法があります。

(1)郵送する場合
作成した履歴書を郵送する場合は、履歴書を印刷した後に写真を貼りつけましょう。

(2)データとしてメール送付する場合
この場合は写真を画像にして、履歴書データに貼りつけておく必要があります。

証明写真の機械で写真を撮った際に写真データがもらえるようなので、それを画像として貼りつけましょう。

ちなみに私は以下の方法を試しました。
・証明写真の現物をスマホカメラで写真に撮る
・写真を履歴書サイズにトリミング
・履歴書データに画像として貼りつける

画質は少し落ちましたが、この方法で応募して何も言われませんでした。
(内定もいただきました)

④保存



完成したら名前をつけて保存しましょう。
1回保存しておけば、修正や加筆もすぐに出来ますし、今後何回でも使えます。


以上、履歴書の手書き&パソコン作成方法の説明でした。

ここはどういうこと?等わかりにくい部分や質問、こういう事も知りたいという事があれば、是非コメントを頂けると嬉しいです。

就職活動中に抱く独特の気持ちは、私も何回も味わってきました。

就活を頑張っている全ての方を応援しています。



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