ブロックって無意識に思考をコントロールしているから、なかなか気づかない。

自分に制限をかけているのに、解除出来ない。

「ブロック解除」っていうのは、気づかないうちに自分に制限をかけている様々なものから、自分を解き放つこと。

もちろん気づいていることもあるけど、すぐに外せない。

心の奥底にある、過去のどこかで蓋をした感情が燻っているから。

蓋をした感情をもう一度ちゃんと取り出して、観察し向き合わないと解除されないの。

蓋をするくらいだから、かなり傷ついて、もう二度と思い出したくない辛い思いをしたんだよね。だからもう無かったことにしたい、そのままにして忘れたい、ってことなんだよね。

でもその時の自分と今の自分はきっと違う。

今なら乗り越えられるに違いない。

お化けと一緒、想像するとどんどん怖さが増す。本当はそうでも無かったかもしれないけれど、どんどん時間が経つとより頑固に恐ろしくなっていく。

だからこそ、一度意識して思い出してみる。

何が辛かったか

なんでそう感じたか

何を言われたのか

何をしてしまったのか

何故憎んでしまったのか

何故嫌いになったのか

わーわー泣いてもいいよ。

言われて傷ついたことは、あなたの弱点かもしれない。

ズバリだから悲しくなって苦しくて恨んでしまったのかもしれない。

それとも、あまりにも相手の常識のなさ、無知がそう言わせたのかもしれない。

相手は本当は自分への怒りをあなたにぶつけただけかもしれない。

誰も悪くない、もうどうやっても仕方ないことだったのかもしれない。

ひとつひとつ思い返して、今でも納得できること、出来ないことを振り分けてみる。

嫌いな人、憎んでいる人についても、全てがダメなのか、少しは理解できるところがあるのか、眺めてみる。

あの時はもう許せん！今も許せんとは思うけど、でも、まぁ仕方ない、と観察できるかもしれない。

二度と会うこともない人なら憎んだり嫌ったりするだけ無駄。悪い感情は手放した方が良いもの。

そうして、激しく感情を揺さぶられるくらいの悪い記憶を解きほぐしていく。

そして、

全ての出来ごとは無駄なんてないの。それから学びを得たと思って、ラッキーだと思うの。

世の中、自分に賛同してくれる人ばかりなら成長はないし、自分の中の常識にはまるで当てはまらない驚くべき人がいると知ることも大切。

そんな人もいるんだ、

自分とはなんて違う人たち。

自分とは合わない、でも自分はこうありたいと思っていること、自分らしさを知るべきタイミングだったのかもしれない。

そして

最後は嫌いな人、憎かった人へ感謝の祈りを。

絶対無理だと思うでしょ。

私もずっとそう思ってた。

でもやってみたら出来るもんなのね。

「お陰様で色々なこと学びました。ありがとう」

「どうぞあなたも幸せになってくださいね」

そうして祈っていたら心が落ち着いたのよ。

そして、嫌いな人、憎んでいる人のことを思い出しても前より辛くなくなった。

それを繰り返していたら、どんどんネガティブさは消えて、自分がよしと思うこと、こうありたいと思うことがよりはっきりしてきたわけ。

嫌いだった人、憎んでいた人はただの苦手な人となり、私の成長のために敢えて、悪役や敵として登場するカラクリになっていたのかもしれない、などとのんびり思ったり出来るようになったわけね。

波動は双方向だからこっちが穏やかな波動を発するようになればきっと相手も必要以上の攻撃はしなくなってくるもの。記憶の中でもね。

無敵になれるのよ。

それを繰り返ししていくと、きっとうまくいくわ。

人生は自分探しの連続。

なかなかうまくいかないように思えるけど、大丈夫、ちゃんと良いタイミングでなるようになっていく。

その時その時出会うメッセージに、もし気になる何かがあれば、それはきっと自分に何かしらをもたらすもの。

進む、止まる、思い出す、忘れる、

全て必要なタイミングで現れる。

場所や時間もちゃんと丁度よくね。

自分らしくありたいね。

(*´꒳`*)