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info / 「二号店」のお店番

 初めて古書店の、お店番をしました。にゃんしーさんとふたりで。というか、新刊書店のお店番をした経験もありませんし、むしろアルバイトをこの十年以上私はしていません。びびったよねー。

 二号店は尼崎市杭瀬商店街にある古書店で、伊丹にあるお店に続いて2個目に開店したので、こういうお名前らしいです。
 恐る恐るレジ打ちなどを教わったら、店主さんは「じゃあ私は自分の店(伊丹)に行くわねー!」と云って颯爽と去っていかれました。泣いても笑っても責任はにゃんしーさんと私にあります。びびったよねー。

 しかしながら、本当に素敵な品揃えで、店番が自分用に本をどんどん買ってしまいそうでした。耐えて、店仕舞いのときにふたりとも少し買いました。林芙美子『放浪記』初版本を見つけてしまって、びびったよねー!!!

 杭瀬商店街の方々にあたたかく支えられて、第1回目の店番を終えることが出来ました。
「良い本あり過ぎじゃない? この店」
 と、云ったあと、
「でも古書ってことは、一度は選ばれてきた本なんだもんな!」
 という何気に名言ぽいことを云ってみました。びびるわ。だってそれ、事実だもの!

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