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高いお金を払って得るのは覚悟

「世の中お金じゃないよ!」
ってよく聞くけど
いやいやお金は馬鹿にできないよ?
って話。



わたしが今入ってるオンラインサロンは
春から価格が下がった。
1万円から3000円。
かなり大幅な値下げだと思う。

するとオーナーは同じなのに
(1人→3人に増えたけど)、
コミュニティのテンションの高さと
早さと変化のスピードが全然違う。

1万円のときは「元を取らねば」って
良い意味で前のめりの人が多かったし
とにかくあちこちで熱がぐわーっと
高まっては冷め、また別のところで
熱が高まり…の繰り返しだった。

今はどちらかというとまったりモード。
交流の場、というよりは
読み物的な雰囲気になっている。

これはどちらが良いかとかいう話じゃなく
オーナーにしろ参加者にしろ
コミュニティにおける"値段"は
人の行動まで決めるもんなんだなあ、
と思って。



これはコミュニティに限ったことじゃなくて

例えば1万円のセミナーなら
一言も聞き逃すまいとするし
必死でメモを取るし
セミナー後もどう活かすか
考えるだろうなと思う。

服だって5万円払うなら
かなり長い年月愛用できるか
頭をうんうん使うだろうし
買ったあとも愛着がわくはず。

高いものを買うということは
自分の行動までが変わるということ。

わたしの場合
大切にしたいから高いものを買う
というよりも
高いものを買ったから大切にする
の方が多い気がする。

もちろん高い安いで必ずしも
価値が判断できるわけじゃない。
高いが正解で安いが悪でもない。

でも得てして
中途半端な値段のものは気持ちを
あやふやにしがちだけど
ぐっと高価なものや体験は
そこに覚悟が生まれる。

高いお金を払うってそういうこと。



わたしはかつて浪費家で
安くも高くもないものを
ほんとに欲しいのかよくわからないまま
買って散財してた。

中途半端な値段のものは
「これって欲しかったんだっけな?」
とか思ったり
「あれどこいった?失くした?」
って大切にできなかったり
昔何を買ったかも今は覚えてない。

ふわっと手にしたものは
ふわっと消えていく。

だったら
「自分は変わりたい」
「覚悟を決めたい」
って思ったときは
安くてお得なものじゃなくて
自分を高めて元を取らないと
損しそうな高価なものに
お金を払うのがいいのかもしれない。

覚悟を決めるのが怖い、
変わるのが難しい、
って誰でも思うこと。

だったら
価格で自分を追い詰めてみる
そんな時があってもいいかもしれない。

わたしは今はオンラインサロンに
全力を使えないので
(他にやりたいことが沢山あるから)
3千円がちょうどいい値段。

でもまたものすごいパワーで
自分を押し上げたいとき。

そんなときは
いさぎよくどんとお金を払って
対価をもぎとりにいくのも
いいかもしれないな。


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