音楽が好きだ。何故好きかとか、いつから好きかとか、誰々よりも好きだとか、心底どうでもいい。好きだから聴く、それだけだ。

　音楽ほどではないが、服も好きだ。「人は外見よりも中身」という意見は至極ごもっともだが、「中身が良い人は外見も良い」が僕の持論だ。kZmもそう言ってたし。好きな服を着ているとき、僕は無敵になれる。一時的ではあるが簡単に自分に自信を持てるようになるから、服が好きだ。

　今回は僕のお気に入りのアーティストグッズをつらつらと載せていきたいと思う。勿論分かってる、需要はない。でもまるで自信を持てず殻という殻に閉じこもって日常を過ごしているんだ、理解のある人々の集まるこの小さなコミュニティでだけは胸を張ってもいいじゃないですか。どうせ明日起きて後悔することになるんだろうけど、なんとか最後まで書き切るつもりだ。

①くるり「列島ウォ～リャ～Ｚ」　刺繡ソックス

　僕が初めて参加したくるりのライブだ。各々の感想と、熱気と、たばこの煙に包まれたライブハウスの空気を掻き分けて物販に向かった。その日のハイライトが繰り返し頭に流れていてとてもグッズの品定めどころではなかった僕の目にひと際刺さったデザインだった。衝動買いした。今思えば目に付いたのは蛍光色だったからな気がするけど。

着用したらこんな感じ。
　靴下という性質上どうしても目立ちにくい。裾をロールアップしてローカットのジャーマントレーナーを履き必死に存在を際立たせる。でも目立たない。でもいい、もういいんだ。自分だけがこの良さを分かればいい。ファッションなんてどこまで行っても自己満足だから。

②Creative Drug Storeのジャージセットアップ

　高かった。社会人1年目の4月で到底資金はなかったが、馬車馬のように働く未来の自分から前借して買った。そうまでするほど良いデザインだ。もうこれに至っては大事すぎてあまり着ていない。これを着ている僕を見かけたら、世紀の大勝負の日だと思っていいだろう。着用画像もないので、CDSの面々の画像を貼る。みんな良いけど特にBIMやばいっす。

③Tempalay　×　MR.OLIEVE　コラボＴシャツ

　自他共に絶賛する色合いとサイズ感。美容室のお兄さんや服好きの友達からも褒められてかなり嬉しかった。汎用性も高い。このシリーズ、Tempalayのメンバー3人それぞれがソロで写っているデザイン各2種とメンバー全員で写ったデザインの合計７デザイン、半袖と長袖、更に黒基調と白基調、と28択（7×2×2）から選ばないといけないという鬼畜仕様だった。3兆年ほど悩んでようやくこの1着に決めたが、もう2着ほど別デザイン買っておけばなぁと少し後悔している。

着用画像。画質どうにかして。ごっついスニーカーもいい味出してますね。

　あとは藤原さくらのTシャツとか、SlipKnotのロゴTとか、SonicYouthの洗濯機Ｔシャツとかまだまだあるけれど、ふと自分を俯瞰で見て恥ずかしさがこみあげてきたのでこのあたりで終わろうと思う。なんで自撮り挙げてるんだろう。この企画はもうやらないかな。
つたない文章を最後まで見て頂いて本当にありがとうございます。明日も頑張りましょうね。