ダイエット遍歴と今の食生活①

私は思春期から自分の見た目や体型にコンプレックスがあり、常に「痩せたい」という願望は持っていました。
低身長でガタイもよく、肥満とは言わずとも比較的「ぽっちゃり」の部類でした。

それが大学に入って、メイクやファッションにお金をかけれるようになって、時代の流れからネットに多くのダイエット情報が流れるようになり、自分のダイエット意識なるものは高くなっていきました。

まず手をつけたのはファスティングです。
酵素ドリンクは学生には少々高価だったので、薬局で手頃に買えるダイエットスムージーで代用していました。

当たり前ですが数日間ほぼ絶食状態なので体重はスルスルと落ちました。
当時50kgを切ったことがなかった自分にとってはそれはそれは嬉しかったことを覚えています。
「私でも痩せれるんだ」と。

避けていたスキニーやショートパンツも進んではくようになりましたし、あの時が人生で一番自分に自信があった時期だと思います。

同時に「常に痩せていないと」「リバウンドして太るのが怖い」とある種の強迫観念も強くなっていました。

それから痩身エステにもお金をかけるようになり、勝手にローンを組んだことがバレて母親にも叱られました。

母親から見れば、この頃から私の「痩せ」への執着は少し異常に感じたようで、過度に干渉されることはありませんでしたが、「もっと食べないと」と頻繁に言ってきました。

痩身エステのコースが終了したあたりから、体重計にも乗らなくなりました。(体重の増減を見ることが怖くて避けていたとも言えます)
そこから半年くらいかけて緩やかにリバウンドしていたようで、気がつけばファスティング前よりも体重は増えていました。

久しぶりの体重計に乗って絶望した私はもう一度ファスティングを決意します。が、次はうまくいかず、体重も期待したほど減らないし、1週間くらいで元の体重に戻ってしまいました(痩せたというより水分が抜けただけ)

断食ではもう痩せることはできないと気づいた私はひとまずちゃんと食べるダイエットにシフトチェンジします。
体重は少しばかり減少しましたが、やはり50kgの壁は厚く、自己評価ですが「ややぽっちゃり」の時期が大学院卒業までの3年ほど続きました。

本当にこの頃は自分の見た目にも自信がなかったですし、大学卒業と同時にSNSアカウントもあらかた削除したので、自分の写真を撮ることも少なくなっていきました。(画面に映った自分を見たくなかった)

大学院に入ってからは有名な某スーツ店でアルバイトしていたのですが、同僚の店員さんはみんなスタイルが良く、スーツが映えていました。
それに比べて私は身長や手足の長さは確実にS〜SSサイズなのに、小さいサイズを着ることができず、出勤のたびにコンプレックスを感じていました。

大学院卒業後はWeb系企業でエンジニアとして働き始めたのですが、そこで新しい食生活の価値観に出会うこととなります。
思えばそれが私の本格的な摂食障害(?)の始まりだったとも言えるでしょう。 

※実際に病院で診断されたわけではないので摂食障害だったかは定かではありません。

続きは②へ。





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