About My Son


息子の事

2009年夏生まれの現在14歳(中学2年生)

発達グレー(ADHD/ASDハイブリッド型と思われる)
※診断を付ける事が目的ではありません意味が無いので。
何故意味が無いかはまた別の記事で書きたいと思います。

今年2月の初旬、初めてのWISC検査予定
3ヶ月待って受診した思春期外来にて要検査と診断。

0歳~小学校入学までの様子から、どういう所で「この子は発達グレーかも?」と思ったかを書こうと思います。その個所は太字で表しています。

0歳~

小さな頃から少し変わった子でした。
生まれてすぐは「生まれたての赤ちゃんは一日の3分の2は寝ています」をいとも簡単に覆した息子。
一日の3分の2は起きているんじゃないかと思うほどに寝ない子でした。

泣いたりぐずったりする訳でもなくただ静かに起きている時間が長い子。
今でも睡眠時間は短い日が多い。

保育園に入った時もあまりぐずる事もなく、すんなりと保育園になじんでしまい、逆に私の方が寂しい・・と思ってしまうほどあっさりしたものでした(笑)

なんなら保育園着いたー!おもちゃいっぱい!じゃぁママバイバイ!と背中向けて後ろ手にバイバイする程・・・(寂しい)

この頃には既に私は息子の事を多動があるのでは?(自分の興味のあるものに猪突猛進タイプ。親の手を振り切ってでも向かっていく)と疑っていました。

1歳半検診の際に一度発達の心理士に相談するも顕著な発達障害は見られず経過観察という事となりました。

2歳イヤイヤ期~

この頃からはこだわりが生まれ始ます。息子の場合は靴に異様なこだわりがあり、自分の選んだ靴しか履かない子でした。

今でも靴には彼なりのこだわりがあり、気に入った靴はボロボロになっていても新しい靴を用意しても、その靴だけを履き続けます。

そして、迷子になっても泣かない。
一緒に出掛けていた友人にフードコートで注文する為、少し見ていてと頼んだのですが、その友人が一瞬目を離したすきに居なくなったと。
泣き声も聞こえない、そんなに遠くへは行かないはずだと思い、探すも見つからない。「まさか誘拐??」と必死に名前を呼んで探してもなかなか見つからず。。最終的に見つけたのは

「フードコート横のゲームコーナー。」

ソフトクリーム(溶けてべちゃべちゃ)をもって一生懸命じゃんけんゲーム機のボタンを叩いていた。今となっては笑い話だけど、親の姿が見えなくなっても泣かない息子。そして興味のあるものへの猪突猛進。やっぱり変わってる。と感じた事件でした。

4歳頃~

語彙が増え質問攻めにあっていた時期。全ての質問に対して出来るだけ丁寧に子供でも分かるように答えていた時期。
例えば、「なんで雨はお空から降ってくるの?」に対して「雨はお空に浮かんでる雲から落ちてくるんだよ。雲は小さいお水のかけらからできていて、お互いに引っ付いて重くなったら落ちてくるんだよ。息子君も小さいものでもいっっぱい持ってたら落としちゃうでしょ?お空の雲ももう限界!持てないよ!ってなって落としちゃうのが雨になるんだよ。」と。

そして語彙力が他の子達よりも優れ、言葉で言い負かしてしまう事が多々あり、保育園でのもめ事が増えた時期でもありました。
言い返せなくなった他の子が手を出してしまいやられて帰ってくるという事が何度も。保育園の先生からは「息子君は成長が早いし賢いから納得いかない事があると言葉でやっつけてしまう」と。

この頃のこだわりは「数字」他の子達が凧に好きな「絵」を書いてねと保育園の先生に言われて皆好き好きな絵を描いているのに対して息子の凧は数字がいっぱい。もはや絵ではなく数字の羅列。
ここでもやっぱりこの子は変わってる。と感じる事に

5歳頃~

保育園でも少し変わった賢い子というイメージが定着。発達の遅れは見られないが「超」が付く程のマイペースで、みんなでするお遊戯でも参加しない事は多々あり。小学校に入って初めての運動会の日、年長さんの頃を見ていた担任の先生が来てくれていて、「息子君がちゃんと踊ってるー!!」と泣いてしまう程でした。遠足ではホワイトタイガーに見とれてしまい、みんなに置いて行かれたと話していた事はまだ記憶に新しい(もう14歳なのに)。

あなたのマイペースは人の迷惑になることにもなるのだから気を付けなさいとこのあたりから注意し始めたように思います。

この段階では発達グレーという観点よりも、変わっているけど賢い子。個性的で面白い。そしてスポンジのように知識を吸収していく息子がとても興味深かった記憶があります。

特に空間認知に優れていて、小学校に上がる前から幼児教室へ通っていたのですが、図形の展開図はとても得意でした。(この頃から偏りが出ていた可能性有)

この頃から味覚過敏・触覚過敏が見られるように。
自分で服の首についているタグを自分でハサミで切っていて、穴が開いていたので「なんでこんなことしたの?」と問うと「ちくちくして嫌だったから。」と。そして食べ物の好き嫌いが出てきた時期でもあります。なす・きのこが食べられなくなりました。同じ食材でも調理法によって食べられない等が出だしたのもこの頃から始まりました。

今では服は全てGUのタグが付いていないものを下に着ないとタグが付いた服はどれだけいい服を買っても着ません。

今ではナスは普通に食べられるように。しかしきのこは食感がダメだとエノキすら食べられない状態です(えずいて吐いてしまう)

次回の予定

次回、小学校~を書いていこうと思います。
保育園の頃より、「問題行動」が見られるようになるのも小学生~になります。

何故なら、「学校でのルールや生活での暗黙のルール」などが関係してくるからです。

発達グレーの子供たちにはこういったルールや規範を守る事が難しいことが見受けられます。




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