子育ての終わりとは?@マレーシア教育移住
10歳&7歳の息子達とマレーシア教育移住中のユリです。
今回は、、、
マレーシアにきて耳にすることが増えた【子育ての終わり】についてのお話です。
子育ての終わりに必要なこととは?
まず、マレーシアにきて『子育ての終わり』を意識することが増えました。
それはなぜか?
私の周りは子どもを連れて、いわゆる「教育移住」してきた方が多い。
「教育移住」という決断は、自分にとっても家族にとっても、人生を左右する大きな決断。
そんな大きな決断をするにあたり、、、
「最終的に、子どもにどんな人間になってほしいのか?」という事に向き合わざるを得ません。
とはいえ1年後ですら想像がつかないほど、とにかく変化のスピードがはやい世の中。
これから5年後、10年後…?
どんな世の中になっているのかなんて全く想像もできない!
こんな世の中で
「親が子どものためにできることなんてあるのかな?」なんて無力感にかられることもありますが。。
こんな世の中だからこそ!
英語力とかプログラミング力とか…巷でささやかれている「これからきっと必要に違いないスキル」をとめどなく攻略していくことよりも、、、
「自分の頭で考えて選択する力」
そんな普遍的な力を身に付けた方が、変化に対応しながら満足度の高い人生を生きられるのではないかな?なんて思います。
教育移住ママの子育て論
では、周りのマレーシアに教育移住されたママさんは、どんな考え方をしているのでしょうか?
私がマレーシアにきて驚いたこと。
それは、【自分の手から子どもを手放す】と決めている年齢が想像以上に早いことでした。
だいたい中学校に入る段階で、子ども自身に進路を選ばせようと思っている方が多い印象です。
それまでに..
いかに『自分の頭で考えて、自分の人生を決めていける人間』に育てられるか、そこに全力フォーカス!
事あるごとに、『あなたはどうしたいの?』と問いかけている。
そんな親御さんの子どもは、自分の言葉で自分の意見を伝えることが上手。
何より全てを自分事として捉えている。
小6くらいになると、自分で決めてマレーシアに来ている子も結構います。
『YouTubeで海外のインターナショナルスクールを見て行ってみたくなった』
『日本の学校は合わなかったけど、旅行で海外の人の話を聞いて、海外の学校なら自分も行けそうだと思った』などなど。
色んな人から話を聞くたびに、すごく刺激を受けるし目から鱗状態。
私も、子ども達には自分の頭で物事を考えられる人になってほしいなと思います。
日本だと炎上案件?こんな考え方だってあり!
あるシングルマザーのママさんは子どもにこう言う。
(子ども自ら海外行きを志願したケース)
『あなたが寮に入れる年齢になったら、ここに残るのか、日本に戻るのか、他の国に行くのか、自分で決めなさい。』と。
ママは次に自分が行きたい国が決まっている。
そこに子どもを連れていくのかは、子ども自身の判断に委ねると。
これを日本で言ったら議論を巻き起こしそう。
でも…
親であっても、自分の人生は自分のもの。
もちろん子どもの人生は子どものもの。
子どもが自分で決断して道を切り開いていけるようになったら、あとは後ろからそっとサポートするだけ。
経済面などでなにか足りないことがあれば、子ども自身になんとかしてもらう。
だってそれは子どもが選んだ道だから。
一見、冷たく見えるようで実はすごく愛情深い。
『ここまで子育てさせてくれてありがとう。あとは自分で力で自分の人生を謳歌してね。』という声が聞こえてくるような気がします。
親の深い愛情は子どもから見えづらいところにあるのかもしれません。
今回はこのへんで。
では、またお会いしましょう!
Jumpa lagi!(ジュンパ ラギ)
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