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長男にとっての大冒険

年長の長男にとっての、この夏の一代イベント。
大冒険。
それが“お泊まり保育”だった。

春過ぎくらいから、先生たちが少しずつ少しずつお話ししてくださっていた。
コロナ禍ということもあり…開催もどうなるか直前まで分からない状況。
先生たちの大変さを改めて感じたし、有難いと感謝しかない。

長男は、今はあまり人見知りもしないし、お話しも好き。
先生のことも、入園時から大好きだし、お友達もできて、喧嘩もしつつ毎日楽しそうに通園してくれている。
(時々、おやすみしたい、と言うときもある。特に、年長になったこの春は結構家では荒れていた。)
繊細な部分もあって、映画やアニメなどで感動シーンがあると、ほぼ涙を流している。(鬼滅の刃でも、煉獄さんの最期のシーンや、お母さんとのシーンは泣いている。)

今回のお泊まり保育も、楽しみでドキドキするんだけど…不安もあるし、寂しさもある、そんな揺れる気持ちを長男から感じていた。

「大丈夫、絶対楽しめる。貴方なら大丈夫。」
そう思う気持ちと、そう言って伝える私。
でも、そんなときもう1人の私が顔を出す。
「楽しみなんだね、ドキドキするよね、不安にもなるよね、寂しいよね。」
ただただ、長男が感じる気持ちを受け止めてあげたら良いのかもしれない…という気持ち。
「大丈夫、貴方なら大丈夫」
その気持ちに嘘はなくて、本当にそう思っている。
大好きな先生とお友達とかけがえのない思い出ができる。
そう確信していた。

でも、長男自身が「楽しみで、ドキドキしていて、不安で、寂しい
」そう感じているのも、また事実。

それは、しっかり受け止めてあげたいと思った。
そこに嘘はつかなくていいし、蓋もしなくていい。
だって、そう感じているのは本当だから。

私自身が、今までずっとそうやって自分の本当の気持ちを感じてあげることができず、蓋をしてきた。
そんなことを思っちゃいけない。
そんなこと、私が言ったらいけない。
そう思ってきた。

絶対楽しく過ごせる。大丈夫。
貴方を信頼する気持ちに嘘はなくて、応援しているよ。

そんバランスがすごく難しいと思った。

そして、無事に終わったお泊り保育。
お迎えに行くと、満面の笑顔で手を振ってくれた。
ホッとした瞬間。

クラスのお友達も良い笑顔。

とっても楽しい時間を、かけがえのない時間を、過ごしたんだなぁと感じた。

またその後の子どもの表現にも色々と感じることがあったので、また綴っていこうと思う。

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