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ゆるく語りましょ!20代日本語教師のための交流会レポ#Taoyacafe01

こんにちは!去年までタイに住んでいました、日本語コーチゆりです。
外国の方に日本語を教えるお仕事をしております。


新卒でこの仕事を始めてもう4年。幸い環境には恵まれ、楽しく愉快な日本語教師ライフを過ごしてきたのですが、「同年代の先生ほとんど見かけないな~??」とずっと感じていたわけです。
ある日、インターネットで国内日本語教師年代別割合の調査結果(噛みそう)を見つけてビックリ!20代教師はなんと全体の10パーセントにも満たないではありませんか!

新卒で入ってくる人も少なく、一般企業のような「同期」という概念がほとんど存在しないこの業界、、、。先輩方はとても良くしてくれますが、やっぱり同年代の仲間、欲しくない!?愚痴言ったり励ましあったりしたくない!?私は欲しいし、したい。切実に。

というわけで、思い立ったらすぐ行動のわたし、見切り発車でこんなツイートをしたのです。

すると、思った以上に反響が。
興味ある、参加してみたい、というメッセージが続々と届いたんです!

そんなこんなで開催いたしました

同じ思いを抱いている人たちの声に背中を押され、6月9日、第1回「Taoyacafe」を開催しました。かなり遅くなってしまいましたが、、、レポを書いていきたいと思います!

なぜ「Taoyacafe」?
柔軟さを大切にしたいから「たおやか」+リラックスしてゆるくお話したいから「カフェ」、あわせて「Taoyacafe」と名付けました。

初めてのイベント主催、まずは少人数で、、、ということで収容人数10名ほどの小さな貸会議室を借り、参加者をtwitterで募りました。ギリギリの告知でしたが、現役日本語教師の方や日本語教師をめざす学生の方など、計8名が参加してくれました!少人数だったのでみんなすぐに打ち解け、和やかな雰囲気で交流会スタート。

どんな内容??

自己紹介:まずは全体で!一人ずつ簡単な自己紹介を。
ペアでおはなし:自分以外の7名全員とお話できるように。向かい合わせの2列になり、目の前の人と3分フリートーク。司会の合図で隣の席にずれて、次の人とまた3分、、、という流れです。
グループでおはなし:4名ずつの2グループにわかれ、現在抱えている悩みor話したいテーマをポストイットに書き出します。それが終わったら、グループみんなでポストイットの内容にどんどん答えていきます。
共有タイム:どんな悩み・テーマが出たのか、それについてどんな意見がでたのかを、全体で共有します。


みんなで書き出したポストイットは合わせて30枚以上!教え方や学習者についての悩みから、キャリアプランや業界全体についての相談まで、多岐にわたりました。話し切れなかったものは、また次回ということに。

(※話すのに夢中になりすぎて、写真を全然とっていませんでした、、、。ばか、、、。)

参加者の声

交流会後、参加者のみなさんに以下の3点についてアンケートに答えていただきました!

①改善点 
②よかった点
③今後、この会に求めること

1つずつ紹介していきます。

①改善点
*ペアで話す時間が短かった
*隣の人と近く、声が聞こえにくかった
*詳細に飲み物持参の記載しかなく、時間帯的に何か口にできるかもと思ってしまった
*事前に話し合いたいテーマを募集、告知したほうがいい
*何か持ち帰れる成果物のようなものがあると良い。形として残るものがあると満足度が上がりそう
*規模が小さいので、グループにわけず全員で話し合ってもよかった
*事前にシートのようなもので、自分の学校の情報やキャリアをまとめたものがあると共有しやすいかも
*今回はざっくばらんに悩みを提起する形だったので、それぞれを深く掘り下げるのが難しかった

②よかった点
*参加者全員とバランスよくお話しできた
*最初に自己紹介があったので話題も切り出しやすかった
*同年代だからか、話しやすかった
*ポストイットに書き出したことで、みんなが考えていることが可視化でき分かりやすかった
*勤務形態や所属が様々で、いろいろな視点から話を聞けた
*少人数で話しやすかった
*時間帯がちょうどよかった
*ゆるく話せる程度なのがよかった
*ネガティブな話題だけでなくポジティブに話せる人ばかりで安心した
*人見知りなのでマンツーマンで話す時間があってよかった
*課題がさまざまでおもしろく、自分の興味があることから知らなかったことまで幅広く聞けた
*現役だけでなく、興味を持っている人にもこういった交流で日本語教師について知ってもらえてよかった
*20代の人、新卒で日本語教師になった人に出会えてよかった
*若いことがネックになるわけではないと思えてよかった

③今後、この会に求めること
*発信に力をいれて、規模もネットワークも大きくしてほしい
*そのために、SNSをガンガン利用する!(公式アカウントをつくる←個人アカウントとはまた違う反応があるのでは)
*定期的な開催
*ベテランの先生と新人教師の交流会
*この分野なら私に聞いて!など分野でチームを分けて、悩める人の相談会をする
*ライトニングトーク(5分程度の短いプレゼン。テーマはかなり広くざっくり。各人が話したいことをプレゼンにする)
*30代になってもメンターとして、繋がりを切らないようにする
*回を重ねるごとにテーマを絞って開催する(日本語教師の今後の働き方、働きやすい日本語学校とは、日本語教育を社会に知ってもらうためには、など)

なるほどー!と参考になる意見ばかり。今後に活かしていきます!

初回を終えて

自分主催のイベントは初めて。誰も来なかったらどうしよう、、、とびびりまくってましたが、そんな心配は杞憂に終わりました。
学生のために何ができるか?ということを真剣に考えている方ばかりで、わたし自身とても刺激を受けました。
全員が積極的に発言し、かと言って熱くなりすぎずリラックスした空気で、本当にすてきな会になったと思います。みなさんのおかげ、、、!

イベント主催も、Twitterでの参加者募集も、やる前はめちゃ難しそうに感じていましたが、一度やってみるとハードルがグッと下がりますね。
これからも、やってみたいと思ったことは、あれこれ考えずとにかく始めてみようと思います!

次回は7月開催の第2回目についてレポします。
そちらもぜひご覧ください~!(*´ω`)


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