やはり相手を否定しない

人には承認欲求があって、認められたり、褒められたり
すると心が満たされます。嬉しいし、何より認めてくれた
相手に好感を持つのです。

認めるのも、頑張ったことを褒めると意欲がまして
力を発揮します。特に子供の場合は、小言は一旦横に置いて
おいてまず褒めてあげましょう。


ずっと前に渡辺淳一さんの講演を聞いたことがあって
とても面白い内容を思い出しました。

まだ作家として売れない頃、作家を目指す人たちが集まる
お店によく行っていたそうで、そのお店のママさんから
よく褒められたと言うのです。

「あなたは、絶対売れるよ! あなたの小説は面白い!」
ママさんは、お店に行くたびに褒めて励ましてくれたそうで
その言葉が嬉しくて、勇気や意欲が沸いてきたと言っておられました。

実はそのママさん、渡辺淳一さんの小説は読んだ事は無いし、
何か根拠があって褒めていたわけでも無かった
というオチがあったんですが。

でも、その後才能を発揮して有名作家になり、作品が映画やTVドラマに
なったり、周知のとおりです。

人間はそんなもんです。根拠など無くても褒められたら嬉しいから
持てる力を十分以上に発揮できるものだと思います。


会社のトップや上司の人も、頑張った人の成果を認めてあげて
褒めてあげたら、やる気が増して結果的に会社の利益に繋がるのです。
「売上は達成できたけど、この部分が足りんなあ」などど
ネガティブ面にフォーカスした褒め方では、気持ちが萎えてしまいます。
反感を覚えるだけです。


人は褒められてり、認められるとその相手に対して
「自分の事を理解してくれてる!」と思うそうで
相手に対して心を許していきます。
逆に、否定されると「自分の事はまるで分かってくれない!」と
反感をもち、心はぎゅっと閉ざしてしまいます。
これでは、コミュニケーションは取れません。
良好な関係を築くには、まず相手を認めることです。
否定はしない!ことだと考えます。



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