【夢日記】お弁当箱

家族のような人のために、食事の準備をしているようだ。
ここは、部屋の中だけれど、眩しいくらいの昼の日差しが差し込んでいて、目の前にある白いL字型の大きなダイニングテーブルがさらに部屋を明るい印象にしている。
私はキッチンのようなところから、料理を運んでいる。
父親のような人は、すでに食べ始めている。
母親のような人が、何やら話しながら、料理を持ってキッチンから出てきて、キッチンに近いところに座った。
私は母親と並んで座ろうとして、テーブルに黄色いお弁当箱があるのに気がついた。
プラスチック製の四角いお弁当箱で、透明な蓋にはキャラクターのイラストがついている。
隣にお揃いの箸箱と白い箸があったので、私は箸をつかんだ。
母親のお弁当箱のようだ。
私はおもむろにキッチンに向かい、型のようなものに赤く染まった五穀米を薄くのばして詰め、ダイニングに戻ると、黄色いお弁当箱にそれを詰めた。
五穀米は、スーパーマリオブラザーズのマリオのようなキャラクターに抜かれ、赤い帽子、青いツナギを来て、片手を上に上げて、ガッツポーズをしているように見えた。
マリオはお弁当箱いっぱいの長さだったから、しっかり収まるようにきちんと整えた。
それから、蓋を閉めると、母親のような人が言った。
「そのお弁当箱、好きねぇ。キティちゃん?」
「キティちゃんじゃないよ、ミッフィーだよ」

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