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8/8 LIVE in ノースカロライナ州Charlotte

アメリカ滞在&LIVEツアー2018

8/8(水)は、ノースカロライナ州シャーロットにある
Snug Harbor でライブでした!今回のツアーでは3度目となります。

5/22に今回最初にここでライブをした時の対バンCheesus Crustさんのイベントに出演です! その5月のライブの時にお誘いを受けました。ありがとう!!
その時のライブの日の記事はこちらです↓

この週もライブが5本入っていて水曜日に出かけたら月曜の朝まで戻ってこれないかと思いきや、途中で地元アセンズのライブも入ってたりで一度帰ってこれたりするというちょっと変則的な週となりました。
今回のツアー日程はこちらです↓

今年3回目ともなると、アセンズからの道もすっかり来慣れた感があります。笑
会場に到着すると、もう主催のCheesus Crustさんたちがいらしてました!

この日の出演バンドは4つ。PDPは2番目です。
平日ど真ん中の水曜日、にもかかわらずPDPの演奏が始まった時は夜中の11時近かったです。

この日は出演バンドも多いので「出来るだけ機材をみんなで使いまわして入れ替えの時間を短くしよう!」という提案があり、イベントが始まる前のサウンドチェックで Cheesus Crustのベースさんが持っているElectro Voiceの12インチが2発入ってるキャビネットスピーカーを試させてもらいました。
このキャビは元々はスピーカーだけじゃなくってアンプも入ってたコンボアンプだったものをコンパネを外して、ついでにスピーカーをエレボイに入れ替えたものっぽい感じ。音色的にはさすがエレボイのスピーカー、クリアではっきりしてて好みではあったんだけど、いかんせん低音が足りなかった…。
なのでMark Bassのほうを試してみたら、AGUILARみたいな上品さを兼ね備えつつも低音たっぷりだったので、こちらを借りることにしました。
音質の好み的にはもっとワイルドなほうがいいんだけど、今回は低音重視にしてみたよ!
アンプのほうはとっても小さくて入れ替えも楽だし、セッティングも慣れてるので、マイアンプのGenzlerを使いました。
MarkBassのアンプもとってもいいんだけど、ゲンツラーのほうがストレートな音質が出る印象があってより好みです。まぁOld Marshallとは全然別物なんだけど。
同じアンプでも鳴らすスピーカーによって全然変わるよねってのがわかりやすく体験できて面白かった〜。

ライブは、私のfacebookでライブ配信したのがありますよ〜↓

ゲンツラーとマークベース。本来のPDPのサウンドとはまた全然違うタイプの組み合わせだったので、演奏中はかなり違和感がありました。笑
ただね、なんだろう、ゴツイマーシャルサウンドと全然違う意味で、弾きやすい。
自分のフレーズが太い低音に包まれて分離してはっきりと聞き取りやすいし、コンプがかかってるみたいに軽く弾こうが強く弾こうが、アラは隠される。笑
ギターでいうところの、気持ちよく細かいツブでよく歪むエフェクターと軽いリバーブをかけて弾いてるかのような状態で、音伸びもよく弾きやすいしなにより弾くのが楽。
お風呂で歌ってる状態っていうのかな?笑
とにかく気持ちよく弾けてでも自分の細かいアラが見えないので…なんてゆーかメイクアップアプリを通してインカメラで自分を見てるような?笑
そんな感じでした。

とにかく細かいフレーズも分離してるおかげで聞き取りやすかったのは、歌いながら弾くにあたっては非常に楽でした。
そしてたまに間違えたりとか勢いあまって弾き損じたりなんてことが起きても、なぜかうまく隠れる。笑
普段の日本にあるマイ機材たちで鳴らす音質と真逆といっていい感じだったけど、これはこれでアリな方向性だよね、と実感して納得した次第です。

ちなみに日本でのマイMarshallたちでの音だと、素のまんま、荒削りで、太く、存在感ものすごく、クリアでストレートに届く音って感じで、弾き間違えなどもそのまんまクリアにストレートに届きます。笑

でもなんだろう。もう完全に好みの世界なんだけど、その生の感じ、LIVEな感じが好きなんだよね。
スッピンを直に見るのと、バッチリメイクで完全照明で良い機材で撮影後さらに修正かけた状態との違い、みたいな。笑
そうやって完璧に作り上げられたものももちろん好きだしエンタメって芸術の世界観の中にいるのも好き。
だけどPDPとしてのサウンドはまた別物、ってな感じかなぁ。

話は変わるけど、この日は水曜日とは思えないくらい沢山の人が来てくれてとっても盛り上がりました!!チーザスさん、ありがとう!!
PDPの演奏時は今までここでライブやった中で一番多かったかもしれません。

そしてこの日のPDPライブのハイライトは、ライブ後半のGeorgeの長〜いギターソロ部分で起きました。
そこはいつもGeorgeがフロアーに降りて、来場してくれてる人達ひとりひとりの近くまでいってギターで会話してて、私とドラマーはそのテンションに合わせてフレーズやリズムをその場のノリで変えつつ弾きつづけるところなんだけど、Georgeが自由に動くためにケーブルが抜けないよう私はステージ上のギターエフェクターのそばでケーブルを踏んで固定してて、フロアでケーブルが引っかかったりからまったりした時は、たいていそこにいるお客さんたちがありがたいことに自発的に手伝ってくれるのです。この時もみんな楽しんで手伝ってくれてました。(あ、ワイヤレスを使えばいいじゃない説はもちろんあるんですが、音質が変わるのが嫌でワイヤードのままになってます。)

そんな時でした、急にチーザスさんのドラマーのイアンが演奏中の私のところに来て早口で耳打ちしていきました。彼はいつも早口なんだけど発音がとてもはっきりしてて聞き取りやすいのです。その時は大音量の中だったのではっきりはわからなかったんだけど、なんか「持ち上げる?」的なことを言ってたようには感じました。

その後Georgeのギターソロが白熱して床に寝っ転がってる時にそれは起きました。
とたんに彼のまわりにいる人たちが一斉に、その寝転がったままのGeorgeを持ち上げたのです!そのまま頭の上まで持ち上げて、それでも変わらずそのままの姿勢でギターを弾き続けててる姿をステージから見てた私には、逆光も手伝ってなんだかやけに神々しく見えました。爆笑

ほんとに、すんごくいい絵だったんだけど、残念ながらそこのいい感じの写真がないんだよねぇ…惜しい!
しかもフロアの真ん中あたりで起きてる出来事なもんだから、ライブ配信のカメラにも映ってないという。笑
いや〜ほんとに素敵なサプライズをありがとうございます。すんごく面白かった〜♪

ライブ後、物販スペースでグッズ販売してたら、可愛い女性がサインペン持って、今履いてるデニムにサインして!って言ってきました。

えぇ〜?いいの?履いて帰るんだよね?って思ったけど、いいから是非!っていうので、喜んで書かせていただきました♪

そういえば過去にソロの仕事関係のイベントで、高級ブランド物の財布にサインを頼まれてしたことがあったのを思い出しました。
その時は、本人に何度も「ほんとにいいのか?」って確認したけど、いいというので当時のユニットメンバー3人で書きました。
あのお財布、今もあるのかなぁ?てか売れないしね。笑

物販も落ち着いたので会場脇に停めてある車で何か食べようかなと外に出てみたら、フードトラックが来てました!
相変わらずここのは美味しいらしく、賑わってます。

そういえばこのフードトラック(屋台)とかについて書いた記事があったよ!

ちょうどこの時にとった写真も入ってますよ。↑

全然関係ないけど、会場内にはちょこちょこ日本語が入ったTシャツとかを着てる人を見かけることがあるんだけど、このTシャツは他のと一味違ったよ

絵と着てる人の目がおんなじだった!笑

真夜中もとっくに過ぎた時間帯から本日トリのCheesus Crustさんの演奏がスタートしました!

彼らはドラム・ボーカルと、ベースの2人組。
でもめっちゃすごい!すごい迫力、音圧、そして勢い。ロックです。

ベースは3つのスピーカーを鳴らして、音の幅を出してるので、ギターがいない寂しさがまったくありません。ていうか普通の3ピースより迫力あるし!
そしてイアンのドラムがこれまたパワフルでキレがあっていいんだよね。
ドラムって体型もあるかもしれないけど、やっぱり体の使い方で音が全然ちがっていいね〜♪

チーザスさんたちのライブはエンタメもたっぷりで、お客さんに振る舞われたピザはそのうち宙を飛ぶし、なんか途中で寸劇っぽいのもあるしで、楽しかった〜(^-^)

MC途中に2人が割り込んできて、だんだんと大げんかを始めたよ。
右側の人が買ったばかりのPDPのTシャツを着てくれてる。笑 ↓

ちなみにこちらはチーザスさんたちの物販。
Tシャツデザインにもしっかりとピザが!↓

そしてこちらがライブ途中でピザが一切れ宙に舞うところです。笑↓

ライブが終わったのが夜中の1時半頃。
水曜日だというのに、まだたくさんの人たちが残ってくれてました。

この日はドラムのイアンのお家に泊めてもらうことになっていたので、夜中2時ころにバーをあとにして、一緒にイアンのお家へ向かいました。


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