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国際結婚にかかった期間

結婚のため、スイスに移住することを決めました!

私の場合、スイスに来てから約2ヶ月、書類集めなどの過程を含めると約5ヶ月程で国際結婚の手続きが終わりました。

スイスで国際結婚するときの「必要書類と流れ」を紹介していきます。

日本人は、観光VISAで3ヶ月滞在(90日)ができます。
それ以上の滞在になる場合は、長期滞在VISAの申請が必要です。

長期滞在VISA申請にも種類がありますが、私の場合は、結婚での長期滞在(B permit)になります。

まずは、
スイスで結婚するのか、日本で結婚するのかを決めます。
私の場合は、「スイスで結婚する」ことにしました。

★スイスで結婚する場合の流れ


1.結婚に必要な書類集め

私の場合、一度離婚をしてるため、
離婚をしてることを証明することが重要でした。

日本では、戸籍謄本が法律的に認められてるものでこれを見ればすべてが把握できるようになってます。
しかし、スイスには戸籍謄本というものはないため、苗字が変わったということを理解してもらうために、戸籍謄本を理解してもらうために、時間がかかりました。汗

結婚に必要な書類

◉戸籍謄本
◉居住証明書(住民票)
◉婚姻具備要件証明書
◉渡航証明書(犯罪経歴証明書)
(◉出生証明書)
(◉離婚受理証明書)

※全ての書類に、外務省からアポティユース(証明書)をもらう!

渡航証明書の発行の仕方▼
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/tetsuzuki/toko/toko.html

アポティユースとは?
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/shomei/index.html
※東京の外務省の場合、申請用紙は、外務省に行けば置いてあります。担当の人が書き方を教えてくれるので、コピーして持参しなくてもOkです!
急ぎの場合は、郵便局で赤色のレターパックを持参することをお勧めします。(約4営業日で返送してくれます。)

◉戸籍謄本
マイナンバーがある場合、コンビニで発行可能。
マイナンバーがない場合、本籍地がある市役所or区役所で取得できます。

居住証明書(住民票)
マイナンバーがある場合、コンビニで発行可能。
マイナンバーがない場合、現在住んでる場所の市役所or区役所で取得できます。

婚姻具備要件証明書
※独身であることを証明するものです。
本籍地がある市役所、または、法務局で取得できます。

渡航証明書(犯罪経歴証明書)
警視庁で取得できます。
※既に翻訳付き

出生証明書
戸籍謄本みれば分かるのですが、スイスには出生証明があるようで、それを求められました。
郷に入れば郷に従えとはこのことです。
市役所に確認したところ、出生証明書は、30年保管しそれ以降は破棄するという法律があるようで、私の場合は、破棄されておりました。
しかし、そのことをスイス側に伝えると、破棄したことが分かる証明書を出せと言われました。
市役所にお願いすると、「出生証明書は破棄した」という証明書を書いてくれました。

離婚受理証明書
離婚届を出した市役所、もしくは法務局で取得できます。


スイス側のレスポンスが遅いため、
この全ての書類を集めて、外務省でアポティユースを付けるのに、約3ヶ月程かかりました。😅

2.集めた書類を翻訳

この書類を、スイス語(ドイツ語orフランス語orイタリア語)に翻訳してくれる人を探します!
※スイスは、基本的に英語でok!

私は、「ミツモア」というアプリで探しました。
英仏翻訳のラングさんに英語翻訳をしてもらいました。1〜2日くらいで仕上げて下さいました!とっても早く丁寧でオススメです!
書類は、pdfでもらうこともできます。原本も送ってくれます。

私からご紹介させていただくと、もしかしたら少しお安くなるかも知れないので、必要な方はご連絡下さい♡

英仏翻訳のラングさんは、仕事が早くて、彼も「さすがJapanese!」と大喜びでした!
pdfでもらった書類は、メールでスイスの各州の
・移民局(immigration office)
・市役所(civil registration office)
に送り、これで問題ないかチェックしてもらいます✉️

※immigration office(入国管理局)・・・・滞在許可証をもらう場所
※civil registration office(市役所:戸籍課、住民登録事務所)・・・結婚証明書類をもらう場所

3. 住んでる地区の区役所に書類提出

住んでる地区の区役所(私の場合は、Stadt Dietikon;Dietikon city in Zurich)にアポを取り、書類を提出しました。

何枚か書類にサインをして、結婚することができる状態であることを認めてもらえました。

苗字をどうするかを決め、婚姻届提出の日程をきめます。婚姻日に、区役所(Dietikon city)でのセレモニーをすることで婚姻成立となります。

※私たちの場合は、彼も移民者だったため、区役所の人とのやり取りに、翻訳者(ドイツ語→英語)を雇いました。(250CHF;42,800円)

4.住んでる地区の区役所でセレモニー

婚姻届の日程に区役所に行き、担当者の方の前で誓いを立て、書類にサインをします。
これで、公式に結婚したことが認められ、婚姻証明書(戸籍謄本のようなもの)をもらえます。この証明書はめちゃくちゃ大事。
※この時も、翻訳者を雇いました。(250CHF;42,800円) 

これで、書類上、正式に婚姻の手続きが完了しました。

5.在スイスの日本大使館での手続き

スイスにある日本大使館に事前にアポを取り、日本の戸籍を変えるための手続きをします。
・夫のパスポートの日本語翻訳
・婚姻証明書の日本語翻訳
をその場で私が書き、提出します。

大使館での婚姻の手続きの期限は、そこまで厳しくなく、およそ6ヶ月以内に済ませた方がいいそうです。
しかし、子供が生まれた場合は、必ず3ヶ月以内に手続きをしないと子供は日本国籍が取れなくなるようです。

また、パスポートの名前については、日本の苗字をそのまま残せるようで、私は婚姻前と同じ名前でパスポートの更新期限までは、今のパスポートを使うことにしました。
パスポートの苗字を夫の苗字に変えたい人は、戸籍謄本を日本から取り寄せて、手続きをするようです。
私は、日本では日本の苗字、海外では夫の苗字を名乗ることにしました。

6.各州の移民局での手続き(在留IDカード)

滞在許可証(在留IDカード)を得るために移民局でも手続きを行います。
移民局のアポは市役所で取りました。
婚姻証明書を持参し、B Permitの許可が与えられます。
ここで、182CHF(31,084円)支払いました。

パスポートと、移民局から届いたアポの用紙を持って、移民局で滞在許可証(IDカード)の申請をします。
事前に、
写真を撮って、サインをして終了。10日後くらいに届きます。

これでようやく、VISAが取れ、スイス住民としてのIDカードもゲットできました!

12月13日にスイスに来て、2月5日に全ての手続きが完了しました。
書類集めなどの事前準備期間を合わせると、5ヶ月ほどかかりました。

参考になれば嬉しいです♪
質問があればお気軽にお問い合わせください😊

国際結婚にかかった費用については、後日まとめます!

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