それでもやっぱりイギリスが好き

冬に引き続き2回目のワーホリ、応募しましたが、抽選に外れてしまいました(イギリスのワーホリは、完全なるランダム抽選で当落が決まるのです…)。

夏は冬よりずっと倍率も高いって、わかってたけれど。頭で理解してるのと感情の上がり下がりはまた別物。

メールフォルダを何度も更新してはため息をつく一日になってしまいました。落ち込んでもしょうがない、と頭ではわかっていても、気持ちはどんより。

ほかの国に住むという手段もあること、わかってはいるんです。

「なにも、倍率が高い国に執着しなくてもいいじゃない」
「イギリス以外にもいい国あるよ」
そうアドバイスをくれる人の気持ちもわかるんです。

それでもやっぱりイギリスが好き。イギリスに住みたい。

当たり前にイギリスの空気を吸って、当たり前に路地を散歩したい。天気が悪いと嘆きたい。物価が高いとぐちりながら毎晩パスタを茹でたい。そしてブリティッシュ英語にこっそりと聞き惚れたい。雨に佇むレンガづくりの建物たちに見とれたい。

ロンドンで007とシャーロックの足跡をたどり、オックスフォードで白いうさぎを追いかけ、ライラと探検し、エディンバラでハーマイオニーと本を読みたい。「CATS」の詩を口ずさみ、荒野でヒースクリフの姿に目をこらしたい。

くそう、なんでこんなにイギリスは、私の好きなものだらけなんだろう。惚れたもん負けだ。


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