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ハウスシステム~ホールサインを使ってみよう

ホロスコープを出す時、複数のハウスシステムが存在しているので迷われる方がおられるかもしれません。ハウスをどう分割するのかーーこれは難しい問題を内包しています。ハウスシステムは人為的に割り当てられたものですので、それぞれに一長一短があります。そもそも、黄道を基準にして空間を割り当てることは、簡単なことではありません。



日本で人気があるのはプラシーダス方式で、これは高緯度地域で生まれた人のチャートを出す際には問題点があります。(日本生まれの人の場合は大きな問題はないでしょう)その問題点を改善したのがコッホ方式です。そして近年、再び注目を浴びているのがホールサインシステムです。


※ホールサインシステムでチャートを出す時、私はAstrodienstを使っています。Astrodienstホームページ - Astrodienst



結論から言うと、読み取りたいテーマにより、ハウスシステムを使い分けるのがおすすめしたい方法です。私は基本、プラシーダス方式で読み、トランジットの影響はホールサインシステムで読みます。というよりも、両方を併せて読むことが多いです。なぜなら、どのハウスシステムを採用しても「抜け落ちてしまう部分」が必ず存在しているからです。そして、時差・タイムラグが生じてしまうのです。



特に、トランジットの影響はホールサインの方が精密度があがると思います。私自身のトランジットの影響をプラシーダスで読んでいた時は、そこに時差を感じていました。どうしても少しずれているんです。プラシーダス方式では土星が4ハウスにいるのに、明らかに土星が刺激してくるハウスは、すでに5ハウスだったり・・・



トランジットの影響を見る時はホールサインを取り入れた方がいいですし、そうすることでより複層的にチャートを読むことができます。たとえば、4ハウスカスプ(IC)は家系的に継承している信念やカルマも示します。プラシーダスでは私のICは水瓶座です。それだけだと複数の解釈ができるので、どこか漠然としていますが、ホールサインも併せて読むことで、かなり特定がなされます。



ホールサインでもアングル(アセンダント、ディセンダント、IC、MC)自体は変わりませんが、4ハウスが山羊座になります。私の家系は「権力と戦う」という由緒正しいDNA(カルマ)を持っていますw(おつかれー)形骸化した決まり事や枠組みには従えない血が流れているのですね。これは水瓶座的です。そこに山羊座を併せると、既存の社会構造を避けないで変革していくーーというニュアンスが加わります。砕いて言うと、権力や組織、経済優先社会の必要性も学ばなくてはならないということです。そうすることで自分自身の土台がようやく安定すると考えると、全くその通りです。



ひとつのハウスシステムで読むより、複数を併せる方が精密度が上ります。しっくりこないなと感じる部分を違うハウスシステムで読むと、多くの場合、合点がいきます。これはサインの副支配星も取り入れた方がいいことと同じです。そして、星の反応を見るには、日記をつけておくのがおすすめです。ほんの3行くらいでいいんです。走り書き程度。その日に何が起こったか。誰と会ったか。どう感じたか。



そうやって、トランジットの影響(できれば三重円)に照らし合わせていくという地道な作業をしないと、どれが合っていて、どこにズレが生じるかは判別不可能だからです。教科書に載っているのはあくまで原理原則です。書かれた時代もありますし、書き手の主観も入り込みます。なので、原理原則を誠実に学んだ上で、自分自身の実証を取ってこその占星術だと思っています。その体感は益々強まってきています。




天体は神様だと言われますが、確かにそうなんだと思います。こちらが頭を下げ、決して傲慢にならず、謙虚に学ばせてください、私に真実を示してくださいーーというこちらの真摯な思いに応じて、星が答えを返してくれる。その明確な体感は薄まることはありません。精密な星の原理を実証できる前に、思い込みや自分の色眼鏡を入れてしまうのは、星という神様に対して失礼だと思うのです。



気をつけていても、自分のエゴや甘えがどうしても入ってしまうからこそ、いつも透明な心で、星という内なる神様の声を聴かせていただく。そのためには一にも二にも、決して実証を怠らない。その姿勢が最も大事だと思います。そうすれば、どのハウスシステムを使っても、混じり気のない星の言葉を受信することができるはずですよ。


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