冥王星の影響と惑星と準惑星~原子力なる黄泉の帝王

1月21日に冥王星が水瓶座へ入ります。これは二度目の水瓶座入り。一度目と二度目はある意味、プレ期間のようなものと言えます。山羊座的社会から水瓶座的社会にむけて空気が変わる、気配が増していくような体感かもしれません。本格的に水瓶座に入るのは2024年の11月。これ以降、冥王星が山羊座に戻ることはありません。しかし、大きな天体がサインを変える時は、何回目であろうがそれなりのインパクトを与えます。



有名な事象としては〇阪神大震災(冥王星が射手座にイングレスする約14時間前に発生・一度目のイングレス)〇東日本大震災(天王星が牡羊座へイングレスする約17時間前に発生・二度目で本格的なイングレス)などがあります。トランジット天体の影響は完全な合に近づく接近時、星座を変えようとする時(イングレス)が最も影響力が強くなるというのは、多くの場合、当たっていると言えるでしょう。



現在、冥王星は山羊座の後半にあり、何度も順行と逆行を繰り返してきました。
①2023年03月24日00時25分 水瓶座 0in冥王星(一度目の水瓶座入り)
2024年01月21日11時39分 水瓶座 0in冥王星(二度目の水瓶座入り)
2024年11月20日08時47分 水瓶座 0in冥王星(三度目の水瓶座入り)



2023年冬至から2024年春分(2023.12.22~2024.3.21頃)までの情勢を示す冬至図は、国民にとって喜ばしい配置でしたが、唯一、太陽(国・体制)が海王星とスクエア、月(国民)と冥王星がスクエアであることが懸念事項であり、気になっていました。冥王星は別名プルート=プルトニウム・原子力を意味します。



能登半島の地震発生時、私はお雑煮を作っていました。ゆらゆらと揺れ出した直後、夫が「地震や。火を消して」と言いました。急いでコンロの火を止めましたが、なかなか揺れは収まりません。マンションの10階であることも加味され、体感としては二分近く揺れ続けました。(なんとも不自然で異様な体感でした)私は三半規管が弱いので、その後、めまいに襲われ、しばらく座り込んでいました。



地震速報が出た時、震源地を見てゾクっとしました。ほとんど志賀原発の真上ではないのかと思ったからです。同時に、冬至図が思い出されました。これか!!!と直感しました。大きな出来事については、なおさら確実性のないことは言えませんので、以下、私の個人的な解釈としてご参考程度にしてください。



もう一度、冬至図を見直してみると、次のようなことが読み取れます。もしも、冥王星の管轄である(原子力)が月(国民)に対して、困難や課題を与えたのであれば、その結果は4番目のハウスで見ることができます。10ハウス冥王星から見たら1ハウス、1ハウス月から見たら4ハウスがそれにあたります。



国民である私たちは、この出来事の結果、傷や進化への学びを抱えたまま、在り方や視点を大きく転換させるようになります。また、冥王星は私たちに「原点に帰れ」と告げていたことになります。つまり、原子力を止めて、当たり前の日常の有難さや人との繋がりを大事にして生きていくことです。個々人それぞれと家族や地域社会の繋がりこそが重要であって、これ以上、原子力に関わろうとするのではなく、本質に気づく時がきているーーというメッセージが読み取れます。




原子力は「偽の太陽・人工太陽」です。実は、宇宙の広大な営みにまで影響を与えるものであり、現在の人類が手を出せるようなシロモノではありません。私は原子力発電がとても苦手です。最も強い拒絶感を感じるものです。まるで、私のDNAに刻まれた記憶が疼くような体感があるのです。ほとんどのことは取り返しがつきますが、原子力だけは取り返しのつかない事態を引き起こす最大の元凶であることを、私の細胞が知っているのです。


さて、冥王星は惑星という位置付けから、2006年に準惑星に格下げされました。天体は私たちに認識されるような働きをします。惑星冥王星よりも準惑星冥王星は、パワーが劣るとも考えられます。(実際、そうであると思います)そうなると、そのために、大難が小難で済んでいる側面があるのでしょう。



しかし、最近になって、惑星に格上げしようとする動きも強まっており、再び昇格する可能性があります。これは私たちにとって、大きなことだと思われます。世界中に500基以上の原発を抱えているわけです。冥王星が再び惑星の位置に戻されるまでに、私たち人類は原子力から手を引き、当たり前の在り方に戻る強い必要性を感じています。



人工の太陽(原発)が必要とされるような状態は、私たち一人一人が太陽を輝かせていないから現象化されているのだと私は思います。内と外は常にリンクしていて、内側で満たされた負の要素は、わざわざ外側の現実として結晶化しません。だから、みなさん!!!月を超えて、太陽で生きましょう。それが本当の救済なのです。私たちひとりひとりの在り方が地球の歴史を創っています。私も精一杯、自分自身という太陽を燃やして生きていきます。



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