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日本を舞台にしたイギリスのオペレッタ『ミカド』!オール男性の舞台で大盛り上がり😆


フランスやイギリスでポッキーが「Mikado」と呼ばれているのは、在住者ならおそらく皆さんご存じかと思います。初めて目にしたときには、「ミカドって…大それた名前を付けたものだなぁ」と驚愕しました。TESCO(スーパー)などでも販売されてますが、なんだか恐れ多くてわたしは買えません(笑)。

さて、ヨーロッパにはもうひとつ、有名な「The Mikado」があります。それは1885年にイギリスで誕生したオペレッタ。当時、空前の話題作となったがゆえに、「ミカド」という呼称が「日本」を象徴する言葉として欧米に広く知られるようになり、結果的に上記のポッキーの命名にも結びつきました。

「The Mikado」は現在でもさまざまな国で上演されており、2015年にはニューヨークで、白人キャストによる(日本人から見ると)変なキモノ姿とバカ殿風のメイクの広告が出た途端に大炎上。公演自体がキャンセルとなる騒動になりました。アメリカではそれ以前に他の場所でも、この公演が「人種差別的」と批判される事態が何度も生じています。

さて、そんな話題のオペレッタの生みの国イギリスではどう対処しているのでしょうか?一昨日、著名なイギリス人舞台監督サーシャ・リーガンのお手並みを拝見し、感銘を受けたのでシェアしますね♪ちなみにキャストは全員が男性で、ますますエキサイティング😉

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