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2023年に読んだ本ベスト3

こんにちは、マサです。

2022年同様に、今年読んだ本ベスト3をご紹介したいと思います。

今年も様々な本を読んだので3冊に絞るのは悩みますが、以下の3冊を選びました。

1)みんなのフィードバック大全

株式会社コンカー社長の三村 真宗氏による書籍で、フィードバックに関する実践的なアドバイスと理論が提供されています。この本は、フィードバックの基本から、それをいかに効果的に行うかについて詳しく解説されており、特に「働きがいのある会社」ランキングで6年連続1位を獲得したコンカー社の経験がベースにあるので説得力があります。

本書には、フィードバックを伝える側だけでなく、受ける側の心構えについても書かれています。これは「コーチャビリティ」と呼ばれ、他人の意見や批判を受け入れ、自己成長につなげる能力と言えます。

フィードバックを通じて相手の成長を願うことの重要性、ポジティブフィードバックとギャップフィードバックの効果的な使い分け、自己肯定感の低い人へのアプローチ方法など、具体的な例とともに紹介されています。

今年は私が所属する会社で、著者の三村氏によるフィードバックセミナーをオンラインで受講する機会に恵まれました。実際にやってみるとポジティブフィードバックの難しさを実感。さらっと言えるようになりたいものです。

この本は、ビジネスの現場で即座に役立つ知識として、特に経営者やリーダー、人材育成に関わる人にとって有用な一冊と言えるでしょう。

2)ヒューマノクラシー―「人」が中心の組織をつくる

経営思想家ゲイリー・ハメルとミケーレ・ザニーニによる著作です。官僚主義を乗り越え、新しい組織の形を提案する本書は、組織内での自律と分散型の方法論を採用している企業の事例を紹介し、機能中心のヒエラルキーから、「人」を活かす組織構造への転換を提案しています。

経営者やリーダーにとって、新しい組織運営の手法を学ぶ上で重要な一冊と言えるでしょう。

日本では12月に発売されたばかりですが、Amazon.comでは560件以上のレビューが付いておりどれも高評価となっています。

3)脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論

昔流行ったPalmの生みの親の一人でもあるジェフ・ホーキンスによる著作で、脳の機能と知能についての画期的な理論を提唱しています。

本書では、新皮質の物理的構造について解説されており、新皮質が大脳の約70%を占め、六つの層から成る構造が特徴的です。特に注目されるのは、皮質コラムと呼ばれる構造で、これらのコラムが脳内で並行してモデル化と予測を行います。新皮質の各領域が共通の基本アルゴリズムを実行している点が重要で、視覚、触覚、言語、高次の思考に至るまで、すべての機能がこのアルゴリズムに基づいています。

著者は、脳が「座標系」を使って物理的な物体や抽象的な概念をモデル化し、これによって世界を理解すると説明しています。例えば、数学的な概念も脳の座標系に保存され、その座標系内を動き回ることが実際の思考プロセスとされます。

この本は、脳科学とAIの理解に革命を起こす可能性を秘めており、科学的探究心を刺激する一冊となっています。日常的にAIを使っており、そのアルゴリズムについてある程度の知識があればさらに楽しめるでしょぅ。

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