10年後の自分にかけたい言葉は?そのための一瞬一瞬を生きる。

人生の目的

スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で学生に向けて述べた、有名な言葉があリます。きっと聞いたことがある人も多いですね。

「将来を予想して、(知識や経験など)とをつなぐことはできない。
後々の人生で振り返った時にしか、点と点をつなぐことはできない。 今やっていることが、将来、自身の役に立つ(点と点がつながる)と信じて取り組みなさい。」

これは、本当にその通りだなと思うのです。
私たちは、その時々の欲求があって、その欲求が何かの行動を駆り立てて、
それが点となります。

一つの欲求が叶えられると(叶えられなくても)、次の欲求が生まれます。
そして、そこに行動が駆り立てられます。
それがまた点となる。

振り返った時に、一つ一つ点を踏みながら、歩んできた道のりを思うのでしょう。

ある程度の「点」を踏んでいくと、自分の人生の目的もおぼろげながら、見えてくるのかもしれない、ですね。

そして、目的が明らかになると、迷いがなくなっていきますね。
そこに向けて、意識的にも無意識的にも、生活していくから。


頭で考えても、難しい。その理由。

それならば、今の段階で、人生の目的を持ちたい。考えてみよう。
そう思いますよね。
でも、これは頭で考えても、なかなか難しいと思うのです。
私達は、毎日のことで精一杯だし、”今”の欲求のことで頭がいっぱいだからです。

「このプロジェクトをうまく行かせたい。」「コロナ禍でしばらく行けてなかったし、旅行に行きたい。」「ゆっくり休みたい。」etc

私たちは次の「点」のことは思えても、
また過去の道のりを振り返ることができても、
なかなか、この先、どのような点を重ねていきたいのか、
までは想像ができないのかもしれないです。

想像するにしても”今”の自分からの想像になるわけで、
その先成長した自分としての想像が、リアルにはできないのだと思うのです。

10年後の自分にかけたい言葉は?


10年前の自分を思い出してみて欲しいのです。
どんな環境で、周りには誰がいて、
日々どんなことをしたいと思っていたのでしょう?
その頃将来のことで「こうなりたい」と思っていたことは何でしたでしょうか?

環境が全く変わってしまった人も多いでしょう。
その頃思っていたことが、もう出来ている!と気づく人もいるでしょう。
10年前から変わらずに、大事にしていることがあることに、気づく人もいるでしょう。

10年前の自分が、今の自分を見たら、何と言うでしょうか?

私はと言えば、、
10年前の私は、ハードワークの会社員でした。
コーチ的なことをしていきたいと思っていました。
今の自分を見たら、「いいね!」と言うかな。今、私は、コーチをしています。
「でももっと旅に行きなよ〜!」とも言うかもしれないな。

皆さんは、どうですか?
10年前の自分は、今の自分を見て、何と言うでしょう?

そして、10年後の自分にかけたい言葉は何ですか?
ある方は、「よくやった!」と言いたいとおっしゃっていました。
10年後のイメージは難しくても、10年後の自分にかけたい言葉はきっと出てくる。

その言葉をかけてあげるために、
ここからの1瞬1瞬を、大切に、または力強く積み重ねていきましょう。💪

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