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枠という考え方

こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は相変わらずぬくぬくしております。そろそろ卒論やばいですが、全くやる気が出ませんね。研究テーマは嫌いじゃないんですが、なんかやる気が出ないというか、それ以外の方が優先順位が高いというか…。
ぬくぬくしすぎですね。だって島根のお酒おいしんだもの。

そろそろ本題に入りましょう。

かじたが昨今すき好んで使っている考え方の一つとして、枠という概念があります。

どこでそんな概念学んだかというと、みんな大好き(?)心理学で出てきます。
具体的には、時間の「枠」、箱庭の「箱」、風景構成法の「外枠」などですね。
時間の「枠」は50分というカウンセリングの時間の決まりのことなのはなんとなく想像がつくと思うんですが、それ以外はピンとこないかもしれません。
かじたが説明できる範疇でお話しさせてもらおうと思います。

心理学における枠


まず箱庭。箱庭を作ったことがある方は分かると思うんですが、箱庭って本当に箱の中に砂が入っていて、そこにフィギュアやなんやかんやを詰めていきます。
で、なにが枠かといいますと、その箱自体が枠になっているんです。
箱は自分の感情を受け止めてくれるお椀みたいな役割になるので、荒くれた感情も悲痛な叫びも全部受け止めてくれます。これが、海の砂浜みたいなつい立てのないような場所ではダメなんです。箱の側面、箱でないとうまくいかないのが面白いところ。

風景構成法に関しても考え方は一緒です。これは、画用紙にカウンセラーが指摘したイラストを描いてもらったりしなかったりするやり方なんですが、ここでも枠が出てきます。この画用紙に書いてもらう前にクライアントの前でカウンセラーが枠を書きます。これがさっきの話でいうところの箱の役割になります。ただの画用紙は砂浜と一緒。そこに遊泳可能範囲を作ることで自分の感情を表現できる、ということです。

事実、枠なしで書いてもらおうとすると、イラストが破綻するらしいです。
そんなことを講義で言っていた気がする。

枠は、人を守る、支える、安心できる場所、そんな効果があるんだと思っています。

日常における枠

これを学びながらふと思ったのは、普通の生活の中でも枠という概念は存在するような気がします。

たとえば、海ってきれいで冷たくて、夏泳ぐにはもってこいですよね。
でも際限がない。だからもしかすると波にさらわれて沖まで行って死んでしまうかもしれない。そんな怖さがあります。
一方で、プールは狭い。しかし、簡単に流されたり、深すぎて溺れたりという可能性は海に比べたら低いので怖さの度合いも海よりかは低い。
つまり際限があるかどうか、枠があるかどうかで心の持ちよう、今回だと恐怖心って変わるんです。

まとめ

この考え方ってたぶんどこにでも使えて、意識すると自分も他人も守れるいい考え方だと思っています。よかったら自分の生活に当てはめてみてください。
自分の小さな夢ですが、この枠という考え方を使って、将来人を守れることをしたいなと考えたりしてる次第です。
それが雇用枠としての枠なのか、コミュニティ的な枠なのか、いまだにピンと来てないですが、それは社会に出てみてから考えます(笑)

それでは。

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