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本のカルチャーの良さと、促進のためにデザイナーがやったこと

スタメンのデザイナーのきよしです。

皆さん、本は読みますか?

私は全然読まない人でした。スタメンに転職して初めて本を読む文化に触れ、苦手ながらも読むようになってきました。

今日は【組織に本のカルチャーがあることの良さ】と、【促進のためにデザイナーがやったこと】についてお伝えします。

スタメンの本のカルチャー

スタメンでは自社サービスTUNAG(平たく言うと エンゲージメント向上のための社内SNS)を使って社内の情報共有やコミュニケーションを行なっています。TUNAGで運用している社内制度の中に、本に関する制度が3つあります。

📕 役員献本
役員が読んで欲しいと思う本をメンバーにプレゼントする制度

📘スタメン必読Book
メンバーが後輩や同期へ本を紹介する制度

📗読書のススメ
新卒入社者用。読書を習慣付け、アウトプットし学びを同期へ共有する制度
↑実際に役員献本していただいたときの投稿

他にも、役員のコラムやラジオ、メンバーの日報などで度々おすすめ本についての話題が上がります。日常的に本に触れる機会があるので、読む習慣がなかった人も自然と読むようになっていきます。

本を読むカルチャーのメリット

本を読むことは、その人自身の成長にとても有効です。著者が年単位で得た知識や価値観がまとめられていて非常に効率的にインプットができます。また、読むことが考えるきっかけになり、自分の考えを深めることもできます。

また読書をカルチャーにすることは組織にとってもメリットがあると思います。みんなが同じ本を読んでいれば、共通言語ができます。

スタメンプロダクト部の必読書である「ライト、ついてますか?」の考え方は部内で度々会話に上がります。

「これって誰の問題なんだっけ?」
「いろんな文言や図を追加するのではなく、結局"ライトついてますか"ってひとこと言うのがベストなんじゃない?」

みたいな。読んだことある人にはわかるけど、ない人にはさっぱりですよね。🤷‍♀️

スタメンのプロダクト部は全員読んでいるので、毎度説明しなくてもお互いが理解している前提で話ができるので、コミュニケーションが非常に速いです。また、「このチームはこの考え方をよしとしている」ことが明確なので、迷ったりメンバーごとに目指すゴールが違ったりするということは起きません。

このカルチャーを促進したい

スタメンのこのカルチャーはとても好きで今後も継続させていきたいと思っているのですが、"TUNAG上では盛り上がっているけどリアルの本棚はいまいち寂しい"状態でした。

せっかく本棚に良書がたくさんあるのでデザイナーの視点から本棚をもっと活かせないかと考え、POPを作成しました!

斜め


拡大するとこんな感じです。

ライトA
具体A

このPOPはデザイナーが 本の要点をまとめ👉読みたくなるコピーを考え👉1つ1つ手作りで作っています!

設置してから、いろんな社員が足を止めてPOPに注目し、本に興味を持ってくれています。

この取り組みの効果として下記のようなことがありました。

・普段自分では選ばない本も読むようになった
・続けていくために社内で「図書委員会」が発足した

手描きはなかなか大変でしたが、会社に役立ち自分たちも勉強になったのでやってよかったと思います!

今後の展開

  • POPにQRコードを載せてAmazonですぐ買える体験ができると面白いかも

  • 「今月のオススメ本」「新卒にオススメ」など定期的にテーマを変えて紹介する

など考えています。委員会もできたので、続けやすい形で改善を続けていきたいです😌🌿

⭐️

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