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バナーのデザイン苦手だったけどいつのまにかなんとかなってた

きよしです。

社員ひとりインハウスデザイナ〜なのでアプリケーションとかWebとか社内報とかいろんなもののデザインをやっています。

先日会社のデザイナーブログのアイキャッチを急ぎめでちゃちゃ〜と作りました。そういえばわたしはバナーやアイキャッチなど絵づくりにとても苦手意識があったはずなのに、なんでなくなったんだろうと思ったので、考えてみました。

同じように苦手意識がある人に役立つといいなぁ〜と思ったので共有します。

むり

新卒から3年間Web制作の会社にいましたが、バナー制作の仕事はあまりありませんでした。ですがたまにありました。たまに来るので慣れるということはなく、毎回全然うまくできず何度もダメ出しされたり先輩が巻き取ってくださったりでどんどん自信をなくしていきました。トレースや架空のバナーをたくさん作る練習もしてみましたが、(今思えば全然大した努力ではない)結局苦手意識は全然消えませんでした。

やるしかない状況になった

転職し、ひとりデザイナーになりました。仕事のスピード感がすごい。幅もすごい、アプリのUIとWebとマーケや採用のバナーとパンフレットとホワイトペーパーとノベルティとポスターとスタンプとKeynoteの資料とおおおああああああああああああああああ

今までは先輩という逃げ場があったのですが、もう一人しかいない、やるしかない状況になったので、やれる方法を考えました。最初は時間がかかりましたが、やりながら、速く完成に持っていけるやり方を模索しました。

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↑作ったバナーです。マーケとか採用とか、あとブログのアイキャッチとか。

速く作るために必要だったこと

日々のインプット
Pinterestや電車の広告などから日々インプットをして自分の引き出しを増やしておきます。インプットするだけだと忘れたり上手く再現できなかったりするので、自己研鑽でアウトプットまでしているとなお良いです。

これは習慣付いていたので苦労しませんでした。ベテランになっても止めてはいけない習慣だと思っています。

ラフに時間をかけすぎない
なんとなく「なんでもラフをしっかり描くのは大事!」という思い込みがありましたが、一回捨てました。リスティング広告やブログのアイキャッチなど、情報量が少ない場合はラフに時間をかけないようにしました。

人によって考え方の違いはあるかもしれませんが、わたしとしてはインプットをしっかりしていると、最初から完成のイメージが想像できたり、作りながら完成に近づけたりすることができることがわかったので、時間をあまりかけないようにしています。


操作スピード
新しくインプットしたことを試したり、「こうかな?こっちのほうがいいかな?おお新しい」とたくさん試したりします。検証が多いほうがいいものが見つけやすいと思っています。限られた時間の中でたくさん検証するには操作スピードの速さは必須です。

大事なこと3つ

何度も失敗をして、大事なことを学んだのでそれも共有します。

 案を捨てる潔さ
大事です。検証をしていくうちに「これもいい」「これ使いたい」という物がたくさん出てくる時があります。いい案が出るといくつも取っておきたくなりますが、そんなことをしていたら終わらないので、少しでもベストではないと思ったら捨てます。別の時に活かせるように案をストックしておくこともあります。

作り込みに没頭しすぎない
自分は没頭すると視野が狭くなりいろんな失敗をします。例えば、拡大しないと見えないような小さなところに時間をかけてすぎてしまったり、バナーを作る目的やターゲットのことを忘れて 自分の満足のためにクオリティの高さを求めてしまったり。没頭しかけてると思ったら、必要以上に時間かけすぎていないか?などと自問します。

鳥の目と虫の目をすぐに切り替える
クオリティの高いものを速く作ることがすごいことなのであって、「丁寧だけど時間かかりすぎ」も、「速いけど雑すぎ」もどっちもすごくないです。バランスよくやるためには、1px単位でものをみる虫の目と、進め方含め全体を俯瞰してみる鳥の目両方が必要だと思います。むずいけど。

まとめ

- やるしかない状況になったらなんとかやれる(と思う)
- 日々のインプットとか操作スピードとか、地道な努力が効いてくる
- 目的を忘れて没頭しない
- 苦手意識しかなかったわたしがなんとかなってるので大丈夫です

なんとかなってるだけじゃだめなので、いいもの作れるようにもっと精進していきます💪

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