見出し画像

下関で人生初のフグを食べにいく 国内旅行記・山口編Vol.2

こんにちは。日本国内を巡りながら感じたことを綴っています。

今回は山口編の第2弾。下関を少しだけぶらぶら散歩&人生初のフグを食べに行った記録を紹介します。

■夜の下関を少しだけぶらり散歩

山口県が誇る映えスポット「元乃隅神社」と「角島/角島大橋」を巡ってきたあと、レンタカーを返しに下関へと帰還。

すっかり夜になってしまったので、すぐさま宿にチェックイン。大きな荷物を置いて、夜の下関へ繰り出します。

■関門橋

関門橋は、本州(下関)と九州(門司)を繋ぐ関門海峡に跨る吊り橋。全長は1,068m、海面からの高さは61mにもなる巨大な橋で、開通した1973年(昭和48)当時は、東洋最長の吊り橋だったそうです。

下から見ると、よりスケールの大きさ体感できます。本当にとんでもない。

ちなみに、建設時は主塔の耐久実験としてロケット噴射が用いられたそう。テストの方法も規格外です(笑)。

この日の午前中、元乃隅神社へ向かう時になぜか経由させられて橋を往復しましたが、上からの景色も中々のものでした。運転に気を付けながら楽しんでくださいね。

街の重要なランドマークだと思うのですが、以外にもビカビカとライトアップされていないことに驚き。恐らく周辺の住宅への配慮でしょうかね? 

■関門トンネル人道

先に紹介した関門橋は、完全に道路橋(高速道路)なので歩いたり、自転車で走ったりはできません。

では、関門海峡を行き来するには車が必要か? と疑問になりますが、実はそうではありません。

関門トンネル人道

関門トンネル人道はその名の通り、海峡を通る海底トンネルで、その間を歩いて渡ることができます。自転車や原付も押しながらであれば、渡ることができるとのこと。

ここへは旅計画を立てている時からどうしても行きたかったんですよね。早速、エレベーターに乗り込み地下55mまで降りてみます。

エレベーターから降りるとすぐにトンネルがお目見え。

想像していた以上に明るくてきれいです。全長は約780mですが、中心部にかけて道が窪んでいるため、出口が見えません。

とりあえず歩いて5分ほどで中間部分に到着。この地点には山口県と福岡県の県境の地面標識。いいですねえ、ロマンです。しばらく九州に行ったり、本州に行ったりを繰り返して遊んでいました。

トンネル内では、ランニングのトレーニングをしている人もちらほら。悪いとまでは言いませんが、場所も場所なので空気はちょっと詰まる感じです。強化トレーニングの場としてはよさそう…なのかな? 

ちなみにこのトンネルは国道2号線でもあります。入り口には国道標識も。

下関駅からはかなり離れていますが、珍しいものを見たければ面白いスポットだと思います。おすすめ。

■名物グルメを求めて居酒屋はしご

トンネルから出ると、だいぶ夜も更けてきました。まだまだ行きたいところはありますが、予約をしているので夜ごはんを食べに町の方へ。

思い返せば、早朝から何も食べていなかったので、お腹はペコペコ。早歩きでお店に向かいます。

一軒目に到着。ビールを飲みながら、名物のフクとクジラを頼みます。

さあ、いよいよフクのお刺身がやってきました。お値段は1人前で2,000円!普段は手を出さない(出せない)領域のお値段ですが、旅行でお金を使わない方がもったいないので注文。

記憶にある限りはフグって食べたことがないので、期待を胸にいざ実食。

うーん……? 正直なことを言うとよくわかりません(笑)。自分の舌が未熟なのは否めませんが、「わからない」という印象が率直な感想です(感想になっていませんが)。

有識者に聞くと、フグは天然と養殖で風味が全然違うらしく、自分が食べたのは後者。納得はしつつも、天然モノは値段が5~6倍まで跳ね上がるほか、予約が必要にな場合もあり、中々ハードルは高い……。

養殖にしても、もっとたくさん注文して、ごっそり豪快に食べないとフグの真価を発揮しないのかも知れません。皮らへんは美味しかった。

いずれにしても経済的に少し厳しいので、いつの日か湯水のごとくお金が使えるようになったらリベンジしたいですね。

クジラ

クジラの生姜焼き(だったかな?)も注文。クジラは地元の千葉でもたまに食べられるので、安定の味でビールが進みます。欲を言えば、もう少しアツアツが良かった。

とりあえず一軒目は終了。続いてのお店へ。

こちらはウチワエビのお造り。インパクトのある見た目とは裏腹に、甘くて繊細な味をしています。鮮度も抜群で歯ごたえのある身が楽しいです。

初めて食べたので西側にしか棲息していないもんだと思っていましたが、伊豆や千葉の浅瀬にもいるらしい。でもかなり高いらしい。

刺身を食べ終わったら、頭部は蒸してくれました。これもなかなか独特な味で、カニの甲羅部分とエビの頭部を足したような味。

もう一品。九州産の鶏タタキ。炙られていて風味がよくて、肉のうまみも絶品でした。

薬味もワサワサで九州の甘い醤油がとってもマッチしていました。


三軒目は、下関のクラフトビールが飲めるお店へ。

訪問したのは『Come On Inn』さん。ブリティッシュパブを想わせるお店で、ここでは、『Shimonoseki Craft Beer』という地元ブルワリーのクラフトビールをいただけるとのこと。

とりあえずクラフトビールの飲み比べ3種を注文。だいぶ酔っぱらっていたので、詳しい味の感想は覚えていませんが、どれも美味しかったのは記憶にあります!(マジで)

飲み比べは色的にもこの3種かな…?
なみなみポテト

ビールが美味しくてたまらずにつまみのポテトを注文。スパイスが利いていて美味しい! ひとりでモリモリ食べ進めて、最後にビールで流し込む。こういうのでいいんだよ……!

店主さんがとてもナイスガイ

ビール好きなら来る価値大ありのお店です! もっと長居したかったですが、翌日が4時起きの予定なので宴もたけなわ。また来ることを約束してお店を出ます。

正直、自分が宿泊した辺りは駅から離れているのもあって、少し寂しい雰囲気でしたが、飲めるところがあって良かった。特に3軒目はかなりおすすめです。

今回はここまで。次回は秋吉台&秋芳洞を巡った記録を紹介します。お楽しみに。

Tsuchinoco


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?