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子育ては社会でするものだと思う

「育児、大変じゃない?」
子供を産んで、そう聞かれることが多い。

授乳やら離乳食やら、オムツ交換と、もちろんやることは多い。衣食住は親の務めだと思ってるから、そんなに苦にはならない。
経済的な負担はあるけどね。

でも。
神経がすり減らされるのは、周囲の人の反応である。

赤ちゃんだから、外で泣き喚くこともある。グズることもある。その時に「なんだこいつ」って目をされるのが一番つらい。

別に手伝って欲しいわけじゃない。
「赤ちゃんかわいいね」
「元気いっぱいね」
そんな風に温かい目で見守っていてほしい。

そしたら私も余裕とゆとりを持って、子どもに接することができる。

前にオムツ交換をしているときに、この世の終わりかと思うほどに泣かれた。やめてくれぃ。泣
そしたらその声を聞いて、心配そうに2人のお姉様達が来られた。そしたら
「フフッ、おむつ交換してるのね」
って顔を綻ばせながらトイレに入って行かれた。

少し恥ずかしかったが、そうだ。
こちらは何も焦る理由なんてない。虐待とかしてるわけじゃないんだから。
だから、その後は不思議と余裕を持ってオムツ交換ができた。娘にも
「もう綺麗になったよ」
家と同じように声をかけることができた。

でもやっぱり少し恥ずかしそうにしながら、そのお姉様達と顔を見合わせながら、退出した。

周囲の人の温かい眼差しと見守りで、生まれる余裕がある。無関心も構わないが、少しだけ赤ちゃんへの関心を持って、温かく見守ってもらえたら。

娘とこの世界にいていいんだ、いてよかった。
そう思えるお外が、とても幸せだ。


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