見出し画像

育児と家事と仕事に対して

妊娠してからは、家事と仕事をして。
出産してからは育児と家事をして。
仕事は現在育児休業という形で、お休みをいただいている私ですが、復帰を考えると、色々と思うことがあります。

それは、「両立できるか」ということよりも「娘と向き合うことが減るのではないか」ということ。
私は過去フルタイムで働いており、朝の7時から仕事して夜の20時21時、あるいは終電まで仕事したりすることもザラだった。妊娠してつわりが始まってからは思うように仕事ができなくて、たまに涙していた。だからどこまでやり込むのか、という疑問は大いにある。

保育園のお迎えや、娘との食事、お風呂、寝かしつけと、一人では全部で小一時間で終わっていたことが、おそらく3時間はとられるだろう。それに加えた仕事。こなせるか自信はないけれど、それよりも、今よりも段違いに娘と接することができる時間が減ることが不安だ。

毎日嫌というほど顔を見て、遊んで、衣食住全てを一緒に楽しんできた娘。出産する前はこんなに愛おしくなるなんて思っていなかったし、育児と家事の両立さえも大変だということを想像していなかった。

これに仕事まで入ってきたら、てんやわんやになり、娘の保育園で嫌なことがあった、などの些細な変化にまで気づけるだろうか。対応できるだろうか。そんな不安がつきまとう。

その一方で、社会のキャリアを中断させていることにも多少の焦りを持つ。同世代の子は、今も残業して成果を出して、着々とキャリアを構築していることだろう。社会で仕事をしていないことに多少の罪悪感と焦りを覚えてしまうのは、なんなのだろう。

そもそも、「人と同じ」ことを意識しすぎなんだよなあ。
学校に通うこと、仕事をすること、結婚すること、出産すること、誰もが描く理想のライフステージを着々と、最短ルートで歩んできてしまって、横道にそれたことがないから余計かもしれない。

今後、娘が遠回りすることはあるだろう。もしかしたら不登校になったりすることがあるかもしれない。そんな時、自分のこの考え方では、きっと悪い方向に導いてしまうからやめたいとはずっと思っているのだけれど。

そういった焦りとは裏腹に、私としては「自分がどうしたいか」を自問自答し、それに素直に行動するようにしたい。多分「やらなきゃ」の意識下でやったところで、私はそれで出した成果なんて多分ほぼないも同然だし、多分両立なんて無理だから。

だから、お金は割り切って、娘との時間を大切にしてもいいんじゃないか、とも考えてしまう。正解はこの問いにはないのだから。復職する半年後か、1年後に向けて、自分をもっと鍛えておかなくちゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?