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おっさんの夢

 おっさんには二年前にできた夢がある。それは『小説家になる』という夢。これは実はすぐに叶った。

 今やWeb小説という形で小説を書いて投稿することができる。だから、小説家にはなれた。だけど、そういう事じゃない。本を出したいんだろうなぁ。なんで本を出したいか。Webで満足できないのかという疑問があると思う。

 それは、書店に並んだ自分の本を見たい。これが夢になるのかもしれない。それをするにはWeb小説で言ったら賞を取ること。これが書籍化される条件である。他にも沢山読まれているとお声がかかるなどあるが、私には無理なように思う。

 それだけ小説が読まれるというのは大変なことなのだ。あとは出版社の公募に応募するというのもある。これも挑戦してみたい。新人賞を狙うんだ。

 書籍出してどうすんだ。
 印税で生活出来れば一番なのだが、それも難しいのだろう。公募で賞を取れたら他からもお声がかかるかもしれない。Web小説ではそうもいかないらしい。

 でも、文章を書いて食っていけたらいいなと思っている。それはかなり難しいことのようなのだ。デビューするにはまず賞を取らなければならない。それがまず困難なのだ。

 賞が取れたなら、自分で書いた本が書店に並び。子供に「これがパパの本?」と言われてみたい。

 考えただけでにやけてしまう。
 将来は妻のやりたいこともあるので、両方叶った状態で書斎に籠って執筆をしていたい。それが一番いい状態なのだろう。

 私はこっさんにも夢を持たせてくれたWeb小説と言うものに非常に感謝している。高校生の時もあったが、書こうと思ったことはなかった。書こうと思ったのはおっさんになってから。

 今はこの夢を追いかけていきたいと思っている。その為には働きながら書き続けなければならないようだ。私には恐らく才能はない。凡人だと思う。賞を取るのもいつになる事やら。

 できることならばこの夢を叶えて死にたい。

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