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しょうもない愚痴・ケアマネ哀歌

この記事は仕事関係の怒りの記事。建設的なことはなく、しょうもないことをダラダラ連ねるので、興味ない方は読み飛ばして下さい。

ケアマネジャーの資格は任用資格。都道府県に届け出て登録する。期間限定で5年経ったら更新しなければならない。
ケアマネの資格を更新するために、「更新研修」なるものに強制的に参加させられる。更新研修を受講しなければケアマネの仕事は続けられない。更新研修は概ね1ヶ月、2ヶ月くらい7~8回から主任ケアマネの更新だと12回くらいが義務づけ。どんな理由があっても無遅刻無欠席を求められる。しかも有料。数万円取られる。資格の維持に時間がハンパなくお金もかかって、しかも大した権限もない、ってすごく情けなくなる。

しかも、しかも、更新するためには都道府県に更新するための手続きを別途行わなければならず、写真、収入証紙2000円分、3百ナンボの切手貼付した封筒も同封して送付しろ、と。そして送られてくる資格証は免許証大の台紙に送った写真貼り付けてパウチしただけの簡素なもの。ICチップの埋め込みなどもされていない。
介護保険制度に必要不可欠な職種なのに国家資格でもなく、更新必須なのに手間から金からこんなにかかるって、ため息が出てくる。

大体、医師とか看護師の方が技術とか理論とか進歩が目覚ましいので、アップデート必要じゃないのって感じる。医師には接遇研修など必須にしてほしいくらいなのに(これは八つ当たり・良い先生もいる・ごめんなさい)
過去には教員の更新制度が取り入れられてすぐに中止になったように記憶している。やっぱり現役のプレイヤーには負担になりすぎて通常業務に差し支えるってことだろう。

仕事自体は嫌ではなく、だから辞めたいとも思わないけれど、研修とか更新とかもう少し考えてほしいって切に願う。ついでに、こんなに手間暇お金かけてるのにケアマネって立場弱くて、〇〇していなければ減算とか指定取り消しとかそういう縛りが多すぎる。ペナルティが厳しい割に業務範囲も曖昧だし。

昨今、介護職全般に人材不足していて、ケアマネジャーも例外ではない。資格取得・維持がこんなに負担になっていれば新規に入職される人が増えるわけもない。ケアマネが担当できる人数を増やして対処すると国は方針を出してきた。経営の立場の人達には朗報かもしれないけれど、現場で働いているケアマネジャーには負担増でしかない。
毎度、毎度、改正のたび本当に必要なのか?って事項が追加されてくる。介護保険制度、もう少しシンプルに考えても良いような気がする。

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