ゆうさん

日常は現場。 15年前よりPanic disorder。毎日がAutonomic Ne…

ゆうさん

日常は現場。 15年前よりPanic disorder。毎日がAutonomic Nervous Disorder。 活字と酒とをこよなく愛する。

最近の記事

先達に学ぶ。「座右の銘」

自分が「座右の銘」として、初めて聞いたのは中学の時。 校長先生が「人間は考える葦である」というパスカルの言葉だ。 今になって、この意味が分かるのだけれど、その時は「葦」という 植物すら、頭に思い浮かばなかった記憶がある。 現在、色んな業界の「人間啓発」の本が多数出ているけれど、 自分は活字中毒者とは言え、そういった類の本は手に出さない。 それよりも、 先達の歴史、生き方、その人が残した物。 そこで、その人が語ったとされる「座右の銘」の方が、心に残り、 自分の背中を後押

    • 寂しい時の対処法(noteお題)

      本の「受け売り」ですが「さみしい」という言葉には、使い方が2つあります。 1つが「寂しい」 1つが「淋しい」 よく使われるのは「寂しい」つまり「静寂感」が自分を取り巻いている 心の様を表している語句。 もう1つは「淋しい」つまり孤独な自分の心理的な様を表している語句。 実際、提供者さんは後者のほうだと思います。けれど常用語句では 「寂しい」でいいんですね。 さて。 この寂しさというのも、大雑把に言うと「2通り」あると思うんです。 一人じゃない「独り」の心のさま。

      • 子犬。(noteお題)

        子犬というお題を頂いた。 前々からこの「犬と猫」に関しては、SNSでよくポストしている方だと思う 提供者さんは「犬が苦手だ。」というのは理解していた。 しかし「猫が好きだ。」というのは聞いた機会が無いような気がする。 さて。 自分はその逆。 「猫が苦手。犬がとても好き。」という答えになる。 なぜか。 これはこの2匹の動物と「幼少期の思い出」が深く関わっている。 育った場所は香川県ですが、自分が生まれた場所は愛媛県です。 母親の実家が愛媛県。そこで1歳まで住んで

        • 拍手。感動と賛同の「和音」

          拍手には大まかに言うと「2つの意味=感情行動」があると思う。 1つは「感動」した時。 これは特にコンサートや映画、劇などの場面で見られる拍手だ。 「拍手の始まり」を考えると、王侯貴族文化の中で拍手なるものが あったかどうかは、自分は分からない。(検索していません。) 拍手の事実とは異なるかもしれないですが、当時の全てを括った 「演者」とは、もともと王侯貴族が「所有」していたもので、 それを「お抱え~」と呼ばれている事からしても、民と王との 間には、しっかりとした「上下

        先達に学ぶ。「座右の銘」

          ディズニーと僕。(noteお題)

          朝起きて、SNSを見て声が出た。 「ディズニー!?」と。 こうやってnote(過去はブログ)に自分が書き留めている事が 続いていくと、活字中毒者の自分にすれば、 「何でもいいから書きたい」という欲に囚われてしまう。 そこでSNS上で「お題」という名で、自分の頭の中以外で 考えられる書くものを求めたけれど・・・。 まさに「ディズニー」は「よしなし」事に当たるんじゃないかと。 まず、それに見合う「画像」を探してみるが、自分の画像フォルダ には、ディズニー関連の「自撮り」

          ディズニーと僕。(noteお題)

          「理不尽」と呼ぶ鍛え方。

          先に職歴を書こうかと。 最初に就職したのが「島の郵便局」でした。 1年間、郵便配達を経験。 なぜ郵便局を選んだのかは、後々の「yuka」に繋がる話。 続いて、地元の県庁所在地の市役所。つまり地方公務員として 建築課に勤めていました。 ここで、自分の「力の無さ」に気付きます。 それでいて、今からすればこんな「若い無力な自分」にも、 業者さんは低姿勢で、優しく接してくれる。 それが逆に「限界」を感じてしまったんですね。 4年ほどして無理矢理退職。 この話も、後々自分の

          「理不尽」と呼ぶ鍛え方。

          もだえ苦しむ活字中毒者秘密の押し入れ

          自分は「活字中毒者」( ´_ゝ`) 時代小説、一代記、歴史物の小説。 マンガは装丁で選ぶ。ジャンルは問わず。 子供用の図鑑。百科事典。 新刊、絶版は駿河屋orアマゾンマーケットプレイスで探す。 とにかく「活字」が大好きなのだ。 活字が生活の中に無いと、手が震え、呼吸が荒くなり、目眩がする。 それほど活字が無いと生活に支障を来すほど。 自分は自営業なので確定申告をおこなっていますが、 書籍代で計上するのは、毎年、年間「約20万前後」ほど。 写真にあるのは、昨年の9月以

          もだえ苦しむ活字中毒者秘密の押し入れ

          勇司と自転車と森さんと大判焼きと。

          yukaから電話があった次の日。 放課後になり、yukaのいる製図室へ向かうとyukaは昨日からの決意みたく、 「今日は早く帰ろうな!」と言った。 んー。当時の自分としては、 「そうだな!帰ってからも電話で話が出来るし、ちゃちゃっと済まそう!」 という言葉が出ない。 昨日の電話で早く帰らないといけない。というyukaの理由は本当にそうだと 思うけれど、なぜかすんなり対応できない自分でした。 その中で咄嗟に出たオレの言葉が「んー・・・。」でした。 yukaはすぐさま反応

          勇司と自転車と森さんと大判焼きと。

          景色の「枕」

          最近は数時間ほど眠れるようになりましたが、10年ほど前は全く眠れない 睡眠障害を持っています。 睡眠障害の中で「入眠障害」という、なかなか寝付けない、寝ていても 1~2時間ほどで覚醒してしまう症状です。 この症状で、自分は「睡眠薬の使用禁止」を医師から言われています。 オーバードーズを行っていた「前歴」があるので、ともすれば睡眠薬に 「恍惚感」を感じてしまい、大量服用の恐れがあるからです。 自分でも、薬に頼る事なく入眠しやすい様に様々な事を試していました。 その中で、

          景色の「枕」

          ドラムとバンドの頃。

          ドラムは中学2年の時から始めました。 音楽の先生。カタカナ書きで「ケイコ先生」の勧誘で、 最初はバスリコーダーという、学校で習うリコーダーのバケモノみたいな 笛を吹いて欲しいとの事でした。 もともと柔道部に在籍していたのですが、吹奏楽部なんて人気が全く無い。 男子に限っては「それはオカマのする事だ」なんていう、今じゃ倫理に 引っ掛かるような考えをみんなが持っていました( ´_ゝ`) 吹奏楽コンクールは秋。ちょうど総体が終わった後。 新人戦も昇段試験も無くて、体育会系の仲

          ドラムとバンドの頃。

          「推し」ゴト。

          1年以上「推し」と呼べる人がいない。 これは、自身の生活において、とても「張り合いの無い」日常を送っている と言わなければならない。 仕事や私生活で、この「推しがいる生活」があるだけで、色んな思考や感情 が働き、日々の行動においても、その「一つ」さえあれば、心に張りが出る というものだ。 この「推し」というのは、別に「男女」に限らずな事。 ここで自分の「推し歴」を思い出してみると・・・。 最初は「サザンオールスターズ」だった。 そして「ビートルズとビリー・ジョエル」

          「推し」ゴト。

          「若き速水くんの悩み」~聞く事の大事さ~

          週末、土・日と休みなのですが、大体土曜日の午前中に用事を済ませて、 土曜の午後から日曜は何も予定を入れないでいるというのが、 週末休日の過ごし方です。 自分が休みだとしても、現場は稼働している所がある。 土曜日の現場は、どことなく休日前とあって、作業員さんや監督さんの 雰囲気ものんびりとして明るい。 休みではあっても、土曜日に現場へ差し入れを持って伺う事が多い。 みんなと仕事以外の話もできて、その人となりを把握することが出来る。 今日は、自分の用事をほぼほぼ早朝に済ませ

          「若き速水くんの悩み」~聞く事の大事さ~

          yuka~電話から深まる関係~

          先に「答え」的な事を書いてしまうと、電話って関係性を深めていく アイテムの1つだと思う。 yukaに久しぶりでもいいから、今日は実家に帰って。とお願いされて、 ひさびさに実家に帰った深夜。 家の電話が鳴り、オレが電話を取ると、 「もしもし」 「司と申しますけど、ゆうきくんいますか?」 電話の声はyukaからでした。yukaと電話で会話するのは初めて。 しかし、こんな深夜に・・・。とオレは思いつつ。 「どしたん?こんな時間に。」と、 yukaは、 「それ先に聞くかな!

          yuka~電話から深まる関係~

          ドライバーとにんじん~仕事が無かった頃~

          自分には「仕事が無かった時期」が何度かある。 今考えると、幼少期の「家が物凄い貧乏」という歴があるので、 「食うために。学費を賄うために。」というのがあって、 何でもやっていました。 この「仕事が無かった時期」というのは、現在まで続けている 「建設業の中で、仕事に就けなかった時期」というのを指します。 生活していく上で、働かなければならない。 しかし、ストレスや突然の契約解除等の無職時代があって、 その中には、また今後書くと思いますが、自分が若い頃に あった「放浪癖」と

          ドライバーとにんじん~仕事が無かった頃~

          睡眠障害者の泉湧き出づる洞窟

          パニック障害を発症してしまった原因の1つとして、 深夜に全く眠らない生活を続けていた事が挙げられます。 深夜の静かな。 音のない世界で思索するのがとても好きでした。 しかし、寝不足状態の中で現場監督の作業を続けていると、 カフェインや薬に頼ってしまう。 それでパニック障害になった一因だと言えます。 現在は、その後遺症というか、入眠するまでとても時間が 掛かってしまい、結局は朝方に眠ることが多いです。 小さい頃。 自分は枕元にたくさんの「おもちゃ」に囲まれて寝るのが

          睡眠障害者の泉湧き出づる洞窟

          yuka~放課後~

          日曜のあの日から。 オレは司さん、yukaと話をするために、放課後の製図室に向かい、 文化祭製作の模型グループには、全く顔を出さなくなった。 いや・・・出さなくなった・・・事もないか。 yukaは、オレのグループのパース絵担当だった。 もちろん、他のグループにもパース絵担当がいる。 模型製作は試験室&工作室に分かれていて、模型製作をやっている。 パース絵と製図担当が、製図室で図面や絵を製作していた。 以前に書いたように、高校3年の文化祭まで、男女間の行き来は全く 無く

          yuka~放課後~