この日がやっと来ました。日本時代にさんざんお世話になったおひとり様焼肉、焼肉ライクがこのロンドンに本日開店です。
待ちきれず手帳に書き込み、夜も眠れず待ち続け、ついに迎えた今日、開店直後に行ってきました。

お店の近くに来ると既に行列。それも結構長めの行列です。並んでいる人をざっと見ると、日本人っぽい人4割～5割、アジア人の人3割、欧米系の人2割といった感じでしょうか。
12:30頃に行列に並び、席に着いたのが14:45頃でした。気がつけば２時間待っていたことになります。ちらっと聞くと、最初の方の方は12時の開店に向けて9時ごろには並んでいたとのことです。

さて待っている間にQRコードの印刷されたメモに手書きで待ち番号と人数を記入した紙を渡されます。これは開店直後の特別対応かもしれませんが、QRコードをスキャンするとwebを通じて待ち行列に並ぶことができるようです。登録してみましたが、それよりも先に実際の列で呼ばれてしまったので、ちょっとよくわからない仕組みでした。

さて、席に着くと店員さんが早口な英語でコンロの場所や、注文、決済のやり方などの説明をされますが、正直早口すぎて良くわからず、何度か聞きなおしてしまいました。どうも机の上のQRコードを読むとスマホで注文できるみたい。スマホのためのwifiも案内してくれるのですが、カードに手書きされているパスワードがどうも読めない。入り口に当店は非接触決済のみ受け付けますという記載があったので、てっきりお代は後払いかと思ったら、注文の後にそのままカード番号を入れるように指示され、そのまま都度自分の端末で決済。スマホ片手にクレジットカードを手元に出して、番号入れて…あれ、上手くいかない。カード番号が違う？…四苦八苦してやっと決済。これでオーダーが流れたのか不安でまた店員さんに聞いてみる。何か簡単な説明書きでもあったら助かるのですが…。

そうこうしているうちに食事が到着。思ったより出てくるのが早かったのは良かった。…というのも、ここのお店、一人50分制限という時間制限があるのです。クレジットカード決済で手間取った自分は注文終えた段階で既に10分以上経過。せっかくビールとかのサイドメニューもあるのだから、せめて60分以上欲しいかな。開店直後は行列なので別にしても、そのうちで構わないのでライクさん、ご検討お願いします。

一番えぇっ？と思ったのはお店の席の作り。入り口近くから４人掛けテーブル席が複数あって、日本のライクのような全て壁に向かってという閉鎖感がない。これはものすごく残念でした。私もそうでしたが、結局４人掛けのテーブルにコンロを挟んだ向かいに誰も座らない形での場所をアサインされ、全然落ち着かない。（私が食べている間、1席分の席が無駄に遊んでしまいますしね）他にも行列で並んでいるときに後ろの方の４名様のグループがグループということで先に通されたり、何をしたいのか良くわからない感じでした。どうしてこういう形にしてしまったのか、多分ライクさんにはライクさんの考えがあるのだと思いますが、楽しみにしていた、閉鎖された静かなライクスタジアムでただひたすらに肉に向き合うあの時間（肉→白ご飯→肉→白ご飯→…）を楽しむことは、なかなか難しそうです。その代わり家族連れの親子とかもいらっしゃっていました。（でも、みんなで食べるなら、さほど遠くないところに同じキンタンさんの美味しい焼肉屋があるんですよね）

食事の内容やお得感は日本の焼肉ライクさんと同じ感じです。ちょっとご飯が少なめなので、最後の方はお肉が余ってしまいましたが、焼肉を食べるという意味では美味しくいただきました。それにしても大好きな牛ホルモンがないのは少し寂しかったです。多分近いうちにまた行きます。

そんな素敵なロンドン初の焼肉ライクさんはSohoにあります。
Yakiniku Like Soho
47 Greek Street
London W1D 4EE