つれづれ、つらつら、ふらふら。

4月から少し遠い事業所勤務が命ぜられ、いきなり転居を伴う異動というものを経験することとなった。
時々伏せていた話はこのことだ。
昨年度の年度末は同僚のNを見送ったものだが、まさか次の年に自分がそうなるとは思わなかった。

この超繁忙の年度末年度始めに、急遽強制転居タスクが降りかかり、ただの部署異動ですら引き継ぎがしんどいのに今年はさらにしんどさを増している。
これは気をつけないと5月に反動で燃え尽きそうな気がする。かといって自分で進めなければ進まないことだらけなので、自分で自分を引きずってなんとかやっているところだ。よくもまぁ全国の転居を伴う異動のある職場の人たちは耐え忍んでいることだよ、と、呆然とする。家族子供がいて転居タスクが高難易度の人たちはどうしているんだろうか。金銭的負担もばかにならないし、体力的にかなりきつい。

この、超繁忙期に短期間での転居を強いられるという暴力じみた人事制度に対して思うところはたくさんあるが、それを人事に物申すような気力体力は残っていない。どうしたらこの物理的制約のもと、異動ミッション(転居と諸々の手続きと業務の引き継ぎ)をコンプリートできるのかを考えつつ計画を立てて消化していくだけでもうどこもかしこも溢れてしまう。

そのうちに異動先に慣れて、まぁいいか、と、喉元すぎればなんとやら、このキツさは忘れ去られてしまうのだろうなという気もする。
そもそも現部署を離れたいと思っていたから、贅沢は言えないというか、人事なりの配慮の結果かもしれない、などと物分りの良い従順な思考をしてみたりもする。都合の良い従業員の出来上がりではあるが、そのように思わなければこれはもう乗り切れない。

とにかく疲れた。
4月が遠い。
眠い。
しかしまだ今日やるべきことは終わらない。

せっかくの春に花を見る時間も体力もないので、誰かの撮った写真を息抜きに時折眺めている。
卒業式が挙行でき、その関係で学内に花がたくさんあるのが最近の良いことで、その花を眺めては、希望はあるのだと言い聞かす日々だ。

明日が早く来てほしいが、今日は終わらないでほしい。なんていう無理難題をきいてくれないだろうか、神さまよ。
疲れたよ。

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