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食レポ|百麺 中目黒店

 開店まで、華やぐ中目黒の街頭を練り歩く。洒脱な活気がそこにはあった。その一杯を「念願」と形容するのは大袈裟か。「百麺 中目黒店」の入り口から中を覗く。扉が開き、カウンターへと腰を落ち着ける。注文した「太麺」の到着を待った。

 黒縁の丼に黄金色のスープが映える。そのスープには芯まで豚骨と醤油のうまみや香りが凝縮していた。安堵の息を吐きながら、心身を満たしていく。太麺やチャーシューは無骨と言える。繊細さと豪放さの共存。


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