ストレスと「所有物」の関係

こんにちは、Yusonです。
ここ最近、意味不明シリーズを書いていましたが、久々にかっちりと書きます。
今日は「ストレス」についてお話してみようと思います。

現代社会では、多くの人がストレスを感じています。また、あらゆる心身の不調が「ストレス」というカタカナ4文字で処理されがちです。

以前、スリランカの方とお話する機会がありました。なんともなしに話をしていると、話題はストレスになり、彼がそこで放った一言がとても印象的でした。

「僕たちは持っているものが多いから、ストレスを感じるんだ」

…なるほど。
有形無形にせよ、私たちは実に多くのモノ・コトに囲まれ、またそれらを「所有」しています。目に見えなかったり、常にある状態が当たり前で、それらに氣付けないことが多々あります。例えば、家族、仕事、友人、パートナー、健康な体、綺麗な水。手に入れた社会的ステータス、喜怒哀楽だけでは表せない感情、信じている偉大な存在、などなど。

自分でも氣付けないほど多くのモノを所有していると、それらに向ける関心も当然、多くなります。つまり、「所有物」が多く一般的には「恵まれている」という人々の方が、よりストレスを感じるのではないでしょうか。もちろん個人差はあると思います。

人は、一度手に入れたものに満足すればするほど、それを失いたくは無いのだと思います。「失ったらどうしよう…」という不安と恐れこそ、実はストレスと関係しているのではないかしら、と思います。
また、「何をやっても満たされない」という心の状態は、「既に多くのモノを持っている」状態と同じなのでは?と思います。どこからその状況を語るかによって、言葉のチョイスが変わること。とはいえ、自分自身の心と体の「飽和状態」に氣付くことはなかなか難しい。

自分の身の丈以上に所有していると、不安を感じやすいのだと思います。そんな時は思い切って捨てる。お金なら寄付、服ならリサイクル、何も得られない人間関係は断ち切る。捨てる勇氣を持ってすっきり生きたら、ストレスの方から逃げていく氣がします。

*次回の更新は9/8です。よろしくお願いします!


憂鬱な月曜日が始まる前に、私の記事を読んで「あ、水曜日くらいまでなら、なんとか息出来る気がしてきた」と思っていただけたら満足です。サポートしていただいたら、大満足です。(笑)