眼の機能低下が、身体のパフォーマンスdownへ。  Vol.1・改

猫は高いところから落ちても着地する。

(写真はこちらから引用)

猫は、眼からの情報と耳の三半規管にある平衡感覚の情報を、

神経を介して後頭部でキャッチ。

頭を水平にし脊柱を伝って全身に『着地する為に働け!』という指令を送る能力に長けています。

(視神系→視交叉→後頭葉→後頭下筋緊張→半棘筋に指令→脊柱を整える)

[後頭下筋群]

[半棘筋群]

(写真はこちらから引用)

ヒトも猫ほどではありませんが本来同じ能力を持ち合わせています。

フィギュアスケートのジャンプなどが特にそれに当たります。

後頭部の付近には、筋肉の伸張をキャッチする筋紡錘と言われる筋繊維が多く存在し、

お尻の筋肉(大臀筋)1グラム当たり7個に対し、後頭骨(後頭下筋)は1グラム当たり、30個とだいぶ優れているそうです。

しかし、、

現代人はスマホ・PC・テレビなどの普及により、眼を一点ばかりを見る生活に溢れ

動眼させる能力が落ちているように感じているのは、私だけではないはずです。

事実、トレーニングジムで身体を後ろに反らしたり左右に回旋させる動作が、

怖い。

気持ち悪い。

という方を時々見かけます。

これは最初に述べたような、

眼と耳に本来持ちあわしている頭を水平にするという能力の

低下からくる、一種の『酔い』だと私は考えます。

すると、後頭部から脊柱への神経伝達がうまくいかず

脊柱の機能低下となり、結果、全身の機能低下に繋がっていると言えます。

まずはスマホから離れ、

耳の後ろを鎖骨から離すように立ち上がり、

眼を積極的に四方八方へ動かすようにしましょう!

そこには、スマホでは体験できない素晴らしい景色に溢れていますから。

Personal Face Trainer

-木村祐介-

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