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「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見る

「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、毎週欠かさず録画している番組です。
ですが、今回は1つの回を見終わるのに2ヶ月掛かったという話です。

いつも録画番組は1.5倍速で見てます。時短です。
違和感なく見れて、50分番組なら30分位で見れると思います。
※計算が合っているかはわかりません。

今回の回も同じ様に1.5倍速で見始めました。

順調に進むかな、と思いきや数分見ては止め。
数日して、また見始めては止め、また止めて。
10分見るのに数週間掛かるくらい、ゆっくりとしか自分の中に入ってきませんでした。

一気に見てしまいたい気持ちはあるのですが、でも頭と気持ちが消化しきれてなくて、色々なメッセージが入ってくるので、勝手に手が停止ボタンを押してました。

ゆっくりとしか見られないけど、だけど心地よくて、悩ましくて、色々な感情が溢れる回。

それは、「宇多田ヒカル」さんの回です。

ファーストシングルの「Automatic」が出たのが1998年で、今から21年前というのが既に驚きですが、今でも良く聞いていたなと思います。

その頃は、まだマキシ・シングルというCDサイズのシングルCDがようやく出てきた頃で、浜崎あゆみさんと宇多田ヒカルさんのCDは同時期に良く出てました。
※◯万枚限定シングルみたいなのもあった気がいします。そして、二枚同時販売とか一枚で一緒にすればいいじゃん!みたいなのもあった気がいします。

こういう事を書いていると、ものすごく過去の事のように感じます。

今でももちろん聞いてますし、僕の好きな「FINAL DISTANCE」は、当時夜になるといつも聞いている曲でした。
その頃、布団の中でリピート再生していた記憶までが直ぐに蘇るほど聞いてました。
そして、今でもたまに夜になると聞いてます。

この回を見たことにより、前にも増して更に宇多田ヒカルさんの事を好きになったのは間違いないですが、それ以上に深くて複雑な感情に心が満たされました。

「自分」がキーワードなこの回、自分という存在との向き合い方、関わり方、自分との時間の中で、自分と向き合えば向き合うほど、その中に大切な人がいる。

50分の番組を1.5倍速で見ているのに2ヶ月位掛かり、ようやく見終えました。

そして、今日はその回で作られたアルバムを聞きながら夜を過ごします。

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