出産後の2ヶ月は絶対安静だ。

知り合いに子供が産まれたらしい。

思いつきで、ちょっと思い出したことでも書きなぐってみよう。
というか、以前noteにも記事があったので、あぁこんなこと書いてたのだなと読み返し。

もうあれから5年経ち、色々知識も経験したきた。
やっぱりログとして残しておくのは大事なので、再開。

さて、
娘が生まれたのは6/2で、その前の段階で、色々気になったことがあったので、鍼灸をやっている友人に出産について話を聞いたことがあった。

その時に言われたのが、母体は約1年で変化して出産を迎えるのだから、全治2ヶ月くらいの大怪我を負ったつもりで、挑め。

だった。(正確な表現は忘れましたが)

この出産後2ヶ月が、その後の10年20年を決める、とのことで、当時僕は出産についてあまりよくわかっていなかったから、その時の印象が強く今でも残っている。

友人の話曰く、今の出産におけるスタイルは西洋的なものにだいぶ寄っているようで、いかに病院が選ばれるか?で、出産祝いの食事を豪華にしてみたり、色々しているようだ。

とはいえ、日本人の骨格からして西洋スタイルとはあっていないから、退院後すぐに活動できるものではなく(西洋がどうかは知らないけど)、少なくとも2ヶ月は絶対安静、横になっているのが原則、と聞いた。

そうかりに元気そうに見えても身体はボロボロ。

幸い妻はすぐに限界が来る人なので、もう出産後もいかにもボロボロという感じだったので、勘違いせずに対応できてよかった。


よくよく考えてみれば、1年くらいかけて変化してきたからだで、出産によって大きなイベントを控えた後、たった1週間の入院で、復帰する方がおかしな話だ。そこまで人間は極端な変化に対応できるほど、回復できるものなのか、という妙な違和感の正体は、当時の友人の話でとてもしっくりきた。


だから出産後の1週間は極力妻を歩かせないこと、横になって骨休めをしてもらって、血を頑張って作ってもらいつつ、母乳育児に専念してもらうこと、その後も妻にはキッチンには立たせず、移動もなるべく立つことなく移動できるように、スケボーをプレゼントした:笑


今そのスケボーは娘が部屋で楽しく生協の荷物を冷蔵庫までに移動するための手段として使ってたりする。


出産後の2ヶ月間は仕事は最低限に控え、僕が基本的には家事を全てやり、妻はベットで寝ているのが基本スタイルにしていた。


うちの父と母に合わせるのも、2ヶ月後の8月くらいに設定して、それ以外は比較的近くに住んでいる妻の両親にバックアップをお願いしていた。

あの怒涛の2ヶ月間はどうやって僕は過ごしていたのか、僕はすっかり覚えていないのだけれど、大事な人が一大事を迎えているのであれば、そして今後10年20年後の更年期障害で苦労しないためにも、人生のうちたった2ヶ月くらいは、全力でサポートするのが夫の務めなんじゃないかと当時は思った気がする。

そう、だから、5年ほど前の今は僕はスター状態だったはず。

あんまり覚えてないけど。

搾乳機を洗ったり、メンテナンスしてたのも夜な夜なやってたのはうっすら記憶にある。

だから、もし今子供が産まれたのであれば、子供を守ることもそうだけれど、同時に大事な妻に意識を向けるべきだ。

やることを間違えると、そのやらなかったことが後々になって全部返ってくる。

人生そういうものだけれど、特に出産に関してはその前後が最も意識すべきことなんじゃないかと思うのだ。

と、当時、思った気がする。


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