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事業承継。僕が会社を継ごうと思った理由。

恵比寿大祭が開催されている今日、仕事終わりに胡神社に行こうと思い、寒空の下、チャリを飛ばして行ったものの大混雑で、今日の奉納を諦め、ベビーカステラを買って帰ったゆうすけぴです。

ここまで多いとは思っていなかった。。。明日出直しです。


さて、私、ゆうすけぴは自己紹介文でも記載している通り、事業承継候補者です。いわゆる、父親が社長で上手くいけば3代目社長になる予定です。

なかなかこういう立場にいる人も多くないと思いますが、今日は僕が会社を継ごうと思った理由を記録しようと思います。


ちなみに、最近ニュースにもなっていますが、日本の中小企業の半数以上が、後継者がおらず、倒産するしかないという状況になっています。後継者不足という問題です。私の住む、広島県でも、今ある企業のうち、73%もの会社が後継者不在です。全国でも5番目の悪い数字です。細かく言えば事業継承(じぎょうけいしょう)と、事業承継(じぎょうしょうけい)は同じように聞こえますが、全く意味が異なります。

※事業継承は、事業のみ引き継ぐといった意味合いが強く、事業承継は、会社の理念の部分から引き継ぐという意味合いです。

また、こういった2代目、3代目といった立場にいると、他の人からは、『社長息子で金があっていいな!』とか、『何もしなくても社長になれるの、うらやましい』とか、言われることもあります。実質、何もしないで社長になれるとか、お金持ちであるといったことは、ほぼないと思ってください。現実はサラリーマンのほうが随分と気楽だと思います。

と、話がそれてしまいましたが、実際会社を引き継ぐということは簡単なことではなく、それなりに現金も必要になりますし、なにより、先代よりもより多く学び、より多く行動しなければならないのは事実です。そうでないと、会社が潰れてしまいます。

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現に今、僕自身も会社が倒産しないかビクビクしているところもあります。

というのも、父が先代(創業者→親族ではない。)から、代表を引き継いだ時、借金が2000万もあったというので。もともと、黒字経営で、2000万の貯金もあるということで、代表を引き継いだのだが、ふたを開けてみれば、マイナス2000万の銀行口座があるのみ。騙されたとしか言いようがないですね。

そういうこともあり、なかなか返済も多く、大変な時期を過ごしています。

そんな中、こんな借金にまみれた会社を引き継ぐ可能性がある私は、今後の会社の在り方や、生き残る術をなんとか見出そうと日々、営業活動と勉強の毎日です。

そんな僕がなぜ、今の父の会社を継ごうと思ったか。

それは、僕が今の会社のおかげでここまで大きくなることができたと、身に染みて理解することができたということが一番の理由になると思います。

もちろん、両親が働いて、しっかりお金を稼いでくれたから、僕は大学にも行くことができたし、今ここまで生きることができています。それはつまり、今の会社があることが、僕がここまで生きてこれた理由の一つだと思っています。

少しスピリチュアルな話になりますが、今まで起こったすべての事はつながっていると思っています。何か一つが欠けても今の自分は在りません。

今の自分を作ってくれた会社をこの世から失くしてしまうのは、なんとなく嫌だったので会社を継ぐと決意しました。

これから先、景気も悪くなって...というニュースも流れていますが、そんなこと関係ないとばかりに、しっかり成長できる会社にしたいと思っています。逆境に逆らって、新しい文化を取り入れ、成長しなければなりません。

正直不安もありますが、不安になっていても仕方ないので、成長することで不安を低減できるよう日々努力することが大切ですね。

(^^)




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