戸田友介

(株)M-easy代表取締役/つくラッセル代表/(株)あんじゃない代表取締役/(一社)…

戸田友介

(株)M-easy代表取締役/つくラッセル代表/(株)あんじゃない代表取締役/(一社)里モビニティ代表理事/小渡小原販売店店主/(一社)おいでん・さんそん代表理事他さまざま地域の役割を担い、豊田市旭地区で、暮らし、はたらき、学びの循環をつくる社会事業を創造中。妻、4人の子と暮らす

マガジン

  • くらしごと

    地域で暮らす、はたらく、生きる。

  • 子どもたちとのこと

    子どもたちとの学びの日々についてのまとめです。

  • 2022年 月別まとめ

    2022年の1月ごとのまとめマガジン 初年度なので年末に一度にふりかえり

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はじめまして、戸田友介です。

豊田市の岐阜県境の中山間地、旭地区で家族6人で暮らしています。移住して12年、20代後半から40代になりました。大学生の頃に起業した株式会社M-easyも20期目になり、たくさんの自然や地域、人とのつながりの中で、生かされていると感じる日々です。 記事が増えてきたのであらためて自己紹介も蓄積しながら記事を整理して更新していこうと思っています。今までのことを話をする機会も多いですが、多いからこそ、昔のことはここでまとめて、「今、何を感じているのか?」を大切にしていきたいなと思

    • 草刈りをいっしょにやって楽しいのか?祭事の準備をいっしょにやって面白いのか? @山里ひとなる塾

      田舎へ移住して集落の営みにはじめて参加したとき、なんか嬉しくも、楽しくも、面白くもあったことを思い出します。当たり前になった今はそんな感覚も薄まったけれども、近所の皆さんと集まっていっしょに汗を流して、なんでもない会話をしながら過ごす時間は嬉しい時間でもありました。もちろん大変な面もあるし、面倒くさい気持ちもある。ただ、だいたいそれはやったあとは忘れている(笑) 2009~2011年の日本再発進!若者よ田舎をめざそうプロジェクトからはじまり、移住の相談にもたくさんのって、仕

      • 多様であることは幸せな人生への道しるべ 学びは足元にある@生の田舎暮らしを体感できる山里ひとなる塾参加者募集中!

         山村の景色が少しずつ緑色に色づいてきた。寒さでこごえて地面にはっていた草も少しずつ腰をあげてあたりをうかがっている。先日長男が小学校を卒業した。旭に移住してすぐに生まれた子なので私たち夫婦と長男は旭での暮らしの同級生である。  この13年間を振り返ってみると、東日本大震災、毎年のようにおこる自然災害、終わらない戦争、実態と乖離した経済情勢、物価の高騰、新型コロナウイルスの蔓延、深刻化する日本の人口減少など、自分ではどうしようもできない大きな社会変化に翻弄され続けてきたよう

        • 暮らしの中にそっといれてもらう@生の田舎暮らしを体感できる山里ひとなる塾

          「地域で暮らすとはどういうことなのかを知りたい」 なんで知りたいんだろう。よくわからないんだけども。。。という声を最近よく聞ききます。しかも20代、30代の若者たちから。 移住したい、通える田舎をつくりたい、空き家を紹介してもらいたい、そんな目的がある人でも、よくわからないんだけども、ここに何か生きるヒントがあるんじゃないかと尋ねてくる人でも、地域で過ごす1年には得難い学びがあふれています。 お客さんでも、おもてなしでもない、暮らしの中にそっと入れてもらう。 生の田舎

        • 固定された記事

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        • 草刈りをいっしょにやって楽しいのか?祭事の準備をいっしょにやって面白いのか? @山里ひとなる塾

        • 多様であることは幸せな人生への道しるべ 学びは足元にある@生の田舎暮らしを体感できる山里ひとなる塾参加者募集中!

        • 暮らしの中にそっといれてもらう@生の田舎暮らしを体感できる山里ひとなる塾

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        • くらしごと
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        • 子どもたちとのこと
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        • 2022年 月別まとめ
          12本

        記事

          牛乳販売店を事業継承 屋号も「ニュースとミルク 戸田販売店」に

          令和6年あけてすぐくらい小原の鈴木牛乳店さんが長年やられていた牛乳配達を3月31日でやめられることをおうかがいしました。森永乳業さんとノーベルさんの牛乳や乳製品などを取り扱われていて、製造元から他にこの地域で配達してくれる人はいないかということでお話しだった。 以前より小原地域内で一部離れているお宅へ新聞といっしょに牛乳を届けることを新聞配達員がお手伝いさせていただいたこともあり、お役に立てるのならばと引き受けることにしました。 ただ、なにぶん1,2ヶ月しかなく、しかも年度

          牛乳販売店を事業継承 屋号も「ニュースとミルク 戸田販売店」に

          山里ひとなる塾 第1期 完

          今年度はじめての山里ひとなる塾。3月10日に発表会と卒塾式をおこないました。それぞれの人生のそれぞれの1年の歩みがあり、塾生同士の、塾生とスタッフとの、地域の皆さんとのかかわりあいの中で、広く深い学びがあふれていました。 地域で学ぶことで、こんなに深く、こんなに多様な学びがうみだされていくのかと、みんなの発表をきいていて感動するばかりでした。地域のかたからは地域外の人がかかわることで地域の人たち自身の考え方がかわった気がするというコメントをいただきました。なにかかわっていく

          山里ひとなる塾 第1期 完

          産まれると死ぬがある暮らしをとなりに

          祖母の告別式、火葬、骨上げ、子どもたちも一緒に過ごしました。これまでも、集落のじぃちゃん、ばぁちゃんのお通夜や葬式にもできる限り子どもたちも連れていっている。 じいちゃんばぁちゃん子で産まれ育った自分。山村に移住して核家族で暮らしているけれども、地域のじぃちゃん、ばぁちゃんにも子どもたちが可愛がられて暮らさせてもらっていること有り難く思う。 長男は里帰りで産まれて旭の家に、下3人は岡崎の吉村医院で家族みんなで見守るなかで産まれ、それぞれ一つ上の兄弟と父ちゃんでへその緒を切ら

          産まれると死ぬがある暮らしをとなりに

          醸し醸し米麹

          醸し醸し米麹

          太陽のような祖母でした

          今日は祖母のお通夜で葬儀場に泊まっています。享年92歳。最後はここ3週間くらい施設で徐々に食べられなくなり、飲めなくなり、最後は父が施設に到着してすぐにふっと息を吸い本当に息を引き取るというように亡くなったそうです。 家族葬で、両親たちや兄弟、従妹たち、近い親族で今日明日とゆっくりとおみおくりしようと思います。 思い返してみると、祖父が亡くなってもうすぐ10年。祖父がなくなってから徐々に認知がはじまり、どんどん進み、自宅で暮らし続けることが難しくなり施設へ。 豪胆な祖父

          太陽のような祖母でした

          シアワセ未来日記

          2024年1月20日 第5回の山里ひとなる塾は、すげの里で、「シアワセとは何か」をテーマに行いました♪ ワークショップの中で書いた自分のシアワセ未来日記を少し修正加筆で表現します~ 頭の画像は、「シアワセって?」をテーマにキーワードをだしたりしながら心赴くままにアートワーク描いたものです♪ 山里ひとなる塾も今年度もあと少しですが、塾生も、関係者も、それぞれの変化をお互いに共有しながら、地域とのかかわりも育みながら、今に至っています。来年度も新しく第2期はじめる予定です。

          シアワセ未来日記

          半分になる覚悟

          私の住む築羽自治区の人口は令和元年424人から、おそらく令和20年頃には半分くらになる。今の家に移住してきた平成23年頃は481人だったので、人口はどんどん減っていく。築羽小学校が閉校したのは平成24年頃なので、たしかにここ10年くらいでIターン、Uターンの親たちによって自治区内の子どもたちは2倍以上と随分と増えた。ただ、60歳代以下の世代がその上の世代の半分という構造はかわらない。これから確実に人口は半分になる。そして、そう遠くない未来に、高齢化率は頭打ちとなり、高齢者がし

          半分になる覚悟

          よそおい新たに「とよたの山里応援隊」募集しています@おいでん・さんそんセンター

          「地域を維持していく」ことにどう向き合っていけばいいのか、日々暮らしの中で現実をつきつけられながら、時間稼ぎと可能性を探り続けています。 間違いないことは、そこに人がいなければ地域は維持されていかないということ。人の営みをどう残していくのか。大切な部分を残していくためにどうやらないことを決めていくのか。 この仕組みをつくっていく過程の中で、市役所の各セクションだけでなく、合併町村の区長さんたちなどそれぞれの地域に出向いて相談しながら進めています。 簡単な話でもないし、こ

          よそおい新たに「とよたの山里応援隊」募集しています@おいでん・さんそんセンター

          2024年 全部大事だからこそ本当に大切にしたいこと

          新年あけましておめでとうございます。2023年で後厄という節目を終えました。2024年、心と体との向き合いかたを新たにして、より今大切にすべきことに取り組んでいきたいと思います。 私たちは、選ぶ選ばないにかかわらず、変化せざるを得ない状況に直面しつつあります。一つは、集落を維持する担い手不足がいよいよ深刻になってきているということ、一つは、これまで地域で活躍する人やグループが高齢化によって世代交代が迫られいよいよ「まだやれる」が限界に近づいてきていること、一つは、新型コロナ

          2024年 全部大事だからこそ本当に大切にしたいこと

          自分たちの生まれ育った地域は未来へ続いていかないかもしれない。 そう思わせないだけで価値がある。

          今年はお祭りネタだけでいくつも書いていますが(笑)これで一旦区切りです。 9年前、もう笛吹く人がおらんでやれんわ。という声がぞくぞくとあがり、もうやめになりそうになったお囃子太鼓。もう各集落ではほとんどお囃子太鼓をやらなくなってきていて旭八幡郷社祭りのときだけはなんとか続いてきたけれども、そもそも各集落でしか練習してこなかったので風前の灯火に。 近辺のお囃子太鼓は口伝の違いがあるけれども築羽の伯母沢流なのに。。。 じゃぁみんなでやればいいじゃんと、有志で伯母沢流笛太鼓練習

          自分たちの生まれ育った地域は未来へ続いていかないかもしれない。 そう思わせないだけで価値がある。

          つながるものとつながらないもののその先に

          夏祭りの創作太鼓に引き続き、秋の郷社祭りにむけてのお囃子太鼓の練習を毎週土曜日にはじめた。 私たちの住む築羽自治区には、旭八幡神社という神社がある。ここでは、各集落のお祭りとは別に郷社祭りが催される。つい数十年前までは、築羽自治区以外にも、今の区分でいくとお隣の自治区などかなり広域から花車があつまり、屋台もたくさんでて、それはそれは人でごったがえしていたお祭りだったようだ。 私たちの自治区では、もう各集落でお囃子太鼓をだすところはほぼなくなってしまい、郷社でもコロナの経過

          つながるものとつながらないもののその先に

          自ら治めるをやしなう

          9月24日、今日は自治区の防災訓練、消防署や旭全体の消防団の協力もえて実施しました。私は消防団員として参加。 「災害時には、もちろんさまざまな支えと協力があって乗り越えていける、だけども、いざというときには私たちひとりひとりが自らうごいていかないといけない。」「訓練なんだからわからないことできないことだらけで大丈夫。それを確認していこう。」 区長さんの言葉からは、自分たちで自治をしていこうという小さな自治区のたしかな営みを感じさせる訓練となりました。 現場で大事なことは情

          自ら治めるをやしなう