全社合宿をしたら、すごく良いことだらけだった。
みなさんこんにちは。
Colorbathの吉川です。教育と途上国ソーシャルビジネスに取り組んでいます。
先日、世の中的に言うと、全社合宿とか、経営合宿、的なことをやりました。チームは基本的にみんなばらばらのところに住んでいるので、普段はリモートワークです。自分がそれぞれの人とあることはたまーにありますが、全員が一同に集まるときは基本的にありません。
集うことも大事だよなと思っていて、今回はそういうことで、11名の人が福岡の山奥に集まりました。
宮城、東京、神奈川、大阪、滋賀、兵庫、山口からということで、みんなで集まるっていいですよね。
集まる機会が少ないので、なんだか良い時間になればいいな、みんなで良い時間を作れたらいいな、ということで、気持ちだけかもしれませんが、
「Colorbath宴」という名前でやりました。
(からーばすえん)
当初の気持ちとしては、「結婚披露宴」みたいなことをイメージしていました。コンテンツが、ということではなくて、気持ちとして、位置づけとして、です。
披露宴って、みんな幸せだしみんな楽しいし。そして、それまで言えなかった感謝とか言えたりして。特別な時間ですよね。
ああいうのが、結婚だけに限定されるのももったいないし、仕事とか会社でも、どうようなことができたらいいなと。
あと、一生に1回だけじゃなくて、年に1回、ああいうのがあってもいいよなーと、そう思ってました。
自分が主役って感じられたり、
人に感謝を伝えられたり、
人から感謝や幸せをもらったり。
そんな機会は、今後も作っていきたいなと思っています。
全体合宿の準備と実際
そんな全体合宿ですが、どんなふうに行ったのかと言いますと、おおきい別荘みたいなところをエアビーで2泊3日借りました。最初の1泊目はコアなスタッフで。2日目からは、インターン生やPJメンバーの方も参加してもらいました。2段階で行ったような感じです。
こういう節目があることで、これからのColorbathが進んでいく方向性はどういうものなのか、それが、体感覚としても共有できるんだと思います。
終わってから、そういうメッセージももらいました。ありがたかったです。
同時に、Colorbathの進んでいく方向性と、メンバーその人自身がやりたいことや進みたい方向とを考えるきっかけにもなるんだと思います。これは、とってもよかったなと。
いわゆる、ビジョンやミッションに共感するか、ということにもつながると思うんですが、どういう人が関わっているか、どういうチームや雰囲気で進んでいくのか、ということを感じるには、やっぱり集まって、他者の存在も感じながら受け取り合っていくことが、とても大事だなと改めて思いました。
場所も超重要なので、今後も最高のエアビー物件を探していきます。おすすめがあれば、ぜひ教えてください!10人くらい宿泊できるところを探しています。
自分へのフィードバック
これまでの仕事では、僕からメンバーへの指示やリクエストをする、ということが基本的には多いです。自分なりには、耳を傾けよう、意見を聴きたいと思っていますが、オンラインmtgでは言いにくかったり、そもそもの関係性的に言いにくかったり、そういうのがあるよな、と。
ということで、1日目の夜には、「被害者の会」という形で、メンバーから被害届を受理するというような時間を設けました。
いままでこれが困ったとか、もっとこうしてほしかったとか、そういうのを聞いて、改善、成長したい、と。
わざわざみんな福岡に集まって、自分のためにそんな時間を費やすこと自体がちょっと恐れ多いと言うかどうなんだろうかと思っていた部分もありましたが、いろんな人のおかげもあって、開催することができました。
いろいろなコメントを貰いました。
・要求が高すぎて、環境や待遇に合っていない
・前提情報や背景の共有が少なくて理解が難しい
・変化を迫ってくる圧が強すぎて怖くて震える
・代表としての意見なのか、個人としての意見なのか分からない
・代表としての意見だと期待させられることがある
まとめると、このようなところです。
どれもそうだなーと思いますし、自分が意識的に取り組んだ結果というか、その跳ね返りだなと、受け止めています。
まずはこうしてフィードバックを伝えてもらえることがありがたいし、とても素晴らしい時間だったので、自分だけではなく、こういうことをチームとしても継続的に持っていけたら、成長が続いていいなと感じました。
前提情報や背景の説明は、自分にとっても課題で、これはもう小さいときからそれをやっていないというか、それをやれる耐性が身についていないという、結構自分なりにはこれをどう取り扱ったらいいのだろうかというイシューです。
それもあって、少しでも補足になればと、こうしてnoteやラジオに取り組もうと、そう思って少しずつやっています。
代表として、の役割を受け入れる
今回のColorbath宴を通して、自分なりに大きな変化として、ある意味受け入れたことがあります。
それは、代表としての役割というか、宿命みたいなものかなと今は理解しています。
というのも、当初Colorbathを始めたときから意識していたことは、
・みんなそれぞれの主体性を大切にする
・楽しい、やりたい、というその人のエネルギーこそが大事で、それを信じる
・みんなで議論して、みんなで決定し、みんなで当事者になる
・上が偉いというピラミッド組織ではなく、もっとフラットで、逆ピラミッドの体制をとる
・指示待ちではなく、それぞれのアイデアと創造性で動く
・チームの中に分断は生みたくなく、統合的に進めたい
こんなことを思っていました。
自分のメンタルモデルも影響していると思うんですが、
代表として自分についてきてほしいとか、
自分の計画や意志に従ってほしいとか、
なんというかいわゆる代表とか、注目されるとか、好かれるとか、そういうのを拒絶し続けてきたんです。これまでの人生。
学生時代も、いわゆる学級委員とかキャプテンとかは基本的にやりたくないし、みんなの中心にいたくない。好かれたくないがゆえに、人に優しくもしたくないんです。
#優しくされたところで別に好きにならないか
というような長く根深い、自分なりの拒絶や回避行動があったんですが、今回のColorbath宴でのやりとりを通して、自分なりにはなんとか受け入れることができたように思います。
それは、「自分と他者がどう」とか、そんな自分よがりな考えではなくって、やっぱり純粋にこれからの未来に向けてやりたいことがあるし、実現したいことがあるし、創造したい未来があるときに、そこにまっすぐ進みたいと、すっと思えたのが大きかったのかなと思います。
もっと言うと、それを思っていたけど、オープンに仲間やメンバーに伝えてこなかったのかなーとも思います。
去年11月に新しいホームページをリリースして、長らく取り組んできた団体のリブランディングもひとつのカタチになりました。
そしてそれに伴って、組織のカタチも再度編成をしています。
本当にたくさんの人のアドバイスや伴走のおかげで、いまこうして、前に進めるようになったんだろうなと思っています。
チームがエネルギーになる
ありがたい人に囲まれて、仕事ができている、人生を生きれているなーと思います。感謝です。
被害届に加えて、良いところもあるよ!ということで、こんなコメントももらいました。
・自らエネルギーを発しながら人を巻き込んでいくところ
・人を育てようという意志があるところ
・大切なことや本当のことを伝えるという厳しいけど優しさがある
・ぽんこつさを出せて、それを助けてくれる人が周りにいるところ
・おもしろい。アーティスト的に、なんかテーマを掲げてその絵を描いている感じ
自分としても、そう在りたいなと思いますし、それを楽しんでくれるというか、いいところとして受け入れてくれる人がいて、本当にありがたいです。
まとめ
ということで、今回は、全社合宿やりましたというnoteでした。対面で会うことは、言葉にしきれない様々な良さがあるし、何よりそれがみんなの体感として残ることがいいなと思いました。
情報として頭に入るのではなく、なにか体験として体に刻まれる感じ。
今後は、半年に1回、みんなで集まる機会を作ろうと決めました。
人や社会に貢献することが大事だし、しっかり価値を発揮してその対価として収益をあげることも大事。それらの両輪として、自分たちの表現も行っていく。
2024年は、大きな変化の年だと思います。
でも、やること、取り組むことは変わらない。
ひとつずつ丁寧に、チームプレーで頑張っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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