見出し画像

Boot Camp!!マーケティング講座からアウトプットまで、濃密な2日間の学び。2023年7月@東京ミッドタウン八重洲

こんにちわ。渡辺です。

最近気になっていた“マーケティング”。

会社での新事業や、副業でいただくブランディング案件など、、
どれも社会的価値が絶対にあるし、せっかくやるならマーケティング知識をデザインのプロセスや戦略に落とし込んで、より良いアウトプットにつなげたいと思っていました。

また、最近はセルフブランディングについても悩んでいたのですが、これについても今回のBoot Campでその重要性に気付かされました。

この記事では、2日間の学びの内容をシェアしていきたいと思います。
ちょっとでも気になった方は、気合い入れて最後までご覧ください。笑



右:齋藤 潤一さん 中:黒澤 友貴さん 左:桜井 貴斗さん


成功するための秘訣は続けること。

こちらは桜井さんのインプットの冒頭で印象に残った言葉。マーケティングの精神性について教えていただきました。
“成功”する事例は、自分たちが続けられるかどうか?が鍵。資金があっても自分たちのチーミングと目標とモチベーションが噛み合ってないと続かないし、モチベーションだけあっても組織やチームで目標が共有できていないと続けることは困難です。
マーケティングはある意味、目標を共有し、アクションを続けていくための骨組みなのかもしれません。そこが弱いと途中でブレたり、崩れたりしていまいます。
今回は、製造系中小企業のマーケティング成功事例を紹介してくださいました。
その中でポイントだと感じた点が「モチベーションは上げることよりも、下げないことが大切」だということ。組織やチームのモチベーションを上げるって結構難しいですよね?ここでは、下げないことが大切ということも大事な気づきでした。

組織やチームで成功する鍵は、同じ方向を向いてとことん追求すること。

こちらも桜井さんからのインプット。冒頭に続けることの重要性とモチベーション維持やコンテンツ制作のコツを学びましたが、それを実現させるために重要なことが「同じ方向を向いて、とことん追求すること。」ということでした。
マーケティングでは、最初にさまざまな情報を分析して、自分たちが目指す業界や市場でのポジショニングを明確にしていきます。それがMVVやサービスやPRの一貫性につながっていくと思うのですが、ここで大切なことが、今自分たちがそのポジションにいないということを認めることと、そこに向かうための覚悟をすること。
事例で教えていただいたnoteの記事もそれが節々に具現化されているからこそ、魅力につながり、良いマーケティングにつながっているんだなと感じました。

マーケティングは売る仕組み。

桜井さん視点でマーケティングとブランディングの違いを要約すると、「ブランディングは売れ続ける仕組み、マーケティングは売る仕組み」ということでした。
これは個人的にはかなり響く内容で、私もブランディングはモノやサービスの裏側にある理念や物語を可視化して、人の心に残すことができれば成功だと考えています。つまり必要なときにそのブランドを想起させる装置をつくっておくことです。しかし、必要なときに利用や購入ができる仕組みができていないとお客様には実際のモノやサービスとして届きません。今回はその方法が「マーケティングなのか!」と気付かされました。
普段のアイディエーションやブランディングの打ち合わせのときに、どうしたらマーケティング視点を取り入れることができるか?というざっくりな質問には、黒澤さんが答えてくれて、① マトリックスで抽象的に整理する。(フレームワーク2つ以上使う。)② ブランドの機能価値、情緒価価値、社会的価値を言語化する。③ 結論を出す。(打ち合わせにおいても相手に主導権を握らせすぎず、ファシリテーションやディレクションができる。)という取り入れ方を教えてくれました。これは早速活かしていこうと思います。

マーケティングの基本プロセス。

次に黒澤さんからの学びを紹介。
ここから初心者にとっては怒涛のインプット。笑
フレームワークもまだまだ理解できていないなか、専門用語が次から次へと。。はじめは追いつけるか不安でしたが、基本プロセスの全体像を捉えるためにはとても良い学びでした。ブランドの外部環境の理解から市場変化の予測をして、シナリオを立てながら顧客イメージも想定して戦略に落とし込むという、、まだまだ説明不足ですが、自分なりに理解して全体像をシンプルに表現するとこんな感じです。
その中でPEST分析や5forces分析など、いろいろな専門用語も出てくるのですが、気になる方はぜひお調べください!私も補修しなくては。

マーケティングにChatgptを活用。

黒澤さんは、フレームワークの超達人です。
日々フレームワークを使い倒している黒澤さんだからこそ編み出した驚きの方法が、このChatgptをマーケティングに活用するというもの。
AIにテキストや画像を生成してもらうためには、こちらから質の良い指令(プロンプト)をしなくてはしけないのですが、このプロンプトを使いこなせば、マーケティングのプロセスにもChatgptを活用できるというのが衝撃の学びでした。
先ほど紹介したPEST分析や5forces分析なども本来フレーワークを活用することで俯瞰的に理解できるのですが、それをAIに頼んでテキスト化してもらうことが出来てしまうのです!!
このノウハウはぜひ次の機会に受講して学んでいただきたいのですが、私に相談いただければそのプチ体験をシェアすることも出来ます。

Day1の講座はここまで。途中途中でグループシェアをしたり、講座後には懇親会をしたりとBoot Campならではの仲間との充実した時間を過ごすことができました。新富町のお酒とみなさんの熱意に刺激され、夜まで飲んじゃいました。笑



Chatgptのプレスリリースの精度がすごい。

Day1でこれだけ濃かったのに、Day2に向けて宿題もありました。笑
Chatgptを活用してプレスリリースをつくるという内容でした。もちろんプロンプトは黒澤さんからレクチャー済み。私はこれから会社で始めようとしている新規事業や自分がこれから取り組みたいことをテーマにして、外部環境・市場予測・主要顧客・コンセプト・戦略を出してみました。Chatgptを使えば、この作業をたった30分で出来ます。そして、数ある戦略のうちの一つをプレスリリース風(←もちろんここもChatgpt)にして、最後に自分の手で整えたりイメージ画像をつくるという宿題でした。
最初は宿題としてとりあえずやろう!と思っていたのですが、その精度がほんとにすごい。。!!
とくに会社でやろうとしている新規事業のプレスリリース原稿に関しては、自分では絶対に書けないようなクオリティの文章で、よくまとまっている印象でした。伝えたいキーワードも整理されていて、そのままサービスに落とし込みたいような内容まで入っていて、速攻社内にシェアしました。

こだわり抜くのは人。結果を楽しめるのも人。

これだけAIがすごいとやはりAIと人の関係の話になると思いますが、最後こだわり抜いて結果を楽しめるのは私たちにしか出来ません。仮にAIが五感を認識できるようになっても、その精度が上がれば上がるほど、人より学習機能が優れた「個」になります。私たち人間は、一人一人が自分の意思やこだわりを大切にして、アウトプットを繰り返して最後は結果を楽しむということが重要だと感じました。
そのためにAIを活用していきたいと思います。
これから時代がどんどん進んでいくけど、技術の進化に合わせて退化するのではなく、より原始的に進化していきたいと改めて思いました。

Boot Campの醍醐味!チームでプチ実践!

Day2のメインはチームでブレスト。各自宿題の感想と自分たちの興味関心を発表したあとは、3〜4人のチームになって実際の事業や宿題で出たアイデアを磨く作業。
私は古民家のPRと料理を活用した他との差別化のブレストや、認知症や水難事故に興味があるメンバーとのブレストに参加。イノベーションは組み合わせから起きる!という齋藤さんのアドバイスもあり、次から次へと面白いアイデアや戦略のイメージが共有されました。
実際にリアルに動き出しそうなチームもできていて、これぞBoot Campならでは!と思いました。
私も新たな仲間ができたので、ときどき混ぜてもらいながらチームに貢献できればと考えています。

仲間づくりは、自分づくりから。

参加メンバーの半数以上が悩んでいたのが、「自分の軸」。齋藤さんも軸がしっかりあることで、大きな渦をつくることができると仰っていました。
本当にその通りだと思っていて、地域を見ても軸がはっきりしている人のところには人も仕事も仲間も運も集まっている印象です。これから地域でもどんどん活躍できる時代になるので自分の軸はしっかり磨きたいところですね。
これは周囲への認知や仲間づくりにおいても大切です。自分は何が出来て、何に興味関心があって、どんなビジョンをもっているのか?これは反対に“やらないこと、できないこと”をはっきりささていく作業でもあります。そうすることで、周囲からの依頼や相談、お誘いが増えてくるようです。やらないことを決めてスキルを磨けば、稼ぐ力にもなりますしね!

齋藤さんからの学びのメモ。

桜井さんからの基礎講座と黒澤さんからの応用講座、そして齋藤さんからの数々の笑いと名言。そしてたくさんの出会いに恵まれてた2日間でした。
コアチーミングのコツはピザをシェアできる人数がおすすめというお話しや、まずは1mm動くことが大切だということ、そのほかにもたくさん学びがありましたが、最後に齋藤さんからの学びを3つメモ。

1.日経新聞とコンビニは学びの宝庫!

これらはトップレベルの集合知だそうで、日経新聞の見出しのクオリティや記事の内容は世界トップレベルだそうです。経営層と仕事をするときも経済新聞で拾ったネタや情報が活かされるそうです。コンビニに関しては、新商品は絶対にチェックしよう!と話していました。セブンイレブンは毎週新商品が出ているそうですが、エリートたちが磨き抜いた商品は味はもちろんのこと、コピーやデザイン、PRまで秀逸なので、これを参考にしない手はないとのこと。最近は安全性なども徹底しているので、「コンビニ=◯便利△安全性」というイメージではなく、ぜひ学びに活かしてほしい!と教えていただきました。
たしかに自分も添加物などを見る方ですが、最近はかなり減ってきていると思いますし、セブンイレブンでは国産小麦にシフトする動きも見られます。社会の変化に追いつくことも、マーケティングにおいては重要ですね。

2.インプットよりアウトプットが大切!

次に紹介する「ing」といくキーワードにもつながりますが、インプットがあれば即アウトプットにつなげることが大切です。桜井さんもスピード感を上げて仲間を集めたり実践していくためには日付を決めることが重要だとお話ししていました。斉藤さんも夢には日付をつけるということを意識しているようで、トップの方々のアウトプットのスピードとクオリティに驚かされました。

3.ブランディングとマーケティングは「ing」が大切!

ブランディングとマーケティングのうねりのなかでどう磨いていくか?どう周囲との関係を築いていくか?まさに「ing」が大切だなと思います。
Boot Camp中に齋藤さんのお知り合いの方が会場にきていて、次のBoot Campの会場が決まるという、すごいスピードで場やビジネスが動いていく現場も目の当たりにしました。
これもまさに「ing」だなぁと思う場面でした。

みなさん2日間本当にありがとうございました!!


講師陣プロフィール


齋藤 潤一さん
AGRIST株式会社 代表取締役
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構代表理事
慶應義塾大学大学院(SDM)非常勤理事


桜井 貴斗さん
HONE Inc. 代表取締役/マーケター


黒澤 友貴さん
マーケティングトレース主宰
ブランディングテクノロジー(株)CMO/NPO
法人ぱれっと理事


私の次のアクション!

改めて学びの場で新しい知識を身につけたり、第三者から率直な意見や感想をもらう大切さを学びました。今回出会った仲間やミッドタウン八重洲と活かしあえる関係を築きながら、自分を磨いていきたいと思います。

  1.  アーティスト活動も「ing」にするため、インスタを開設しました!現在取り組んでいるSanta Storyの第2作品目を今年のクリスマスに公開します。世界へ向けて!
    Instagram:https://www.instagram.com/yusukejuly_nft/

  2.  会社での新規事業。年内にリリース予定です。社会課題への興味関心とデザインスキルの向上を目指す個人や組織を支援し、情報の可視化を通じて社会に貢献することを目指します。
    株式会社cocoroé:https://www.cocoroe.co.jp/


次回開催決定!@京都

実際に講師から学びたい、仲間に出会いたい!という方は11月の講座にお申し込みください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?