腰痛の基礎知識

こんにちは!
今回は多くの人が一度は悩まされたことがある腰痛についてお話しします。

腰痛といっても原因は多岐に渡ります。

腰痛は、大まかに分けると
特異的腰痛と非特異的腰痛
に分けられます。

特異的腰痛とは、
画像診断や血液検査などで痛みの原因が特定できるものをいいます。

逆に、非特異的腰痛とは、
画像診断などで原因がはっきりしないものをといいます。

今回は上記の二つの分類のうち、特異的腰痛の症状を紹介していきます。

原因によって対策も変わってくるので、この記事で腰痛の基礎知識を知り、ご自分の腰の痛みの原因を探っていきながら、対策をしていきましょう!

腰痛の種類とその症状

①腰椎椎間板ヘルニア


腰の骨と骨の間には椎間板というクッションのような組織が存在します。

通常その椎間板の中は水分で満たされていますが、
加齢と共に段々と椎間板は薄くなり、中の水分(髄核)が後方に飛び出て脊髄などの神経を圧迫してしまうことがあります。

髄核が神経を圧迫することで腰や脚に痛みを引き起こす症状、これが椎間板ヘルニアの症状です。

好発年齢は20、30、40代、ついで10代、50、60代と、
活動性の高い男性に多い
とされています。

重いものを持ち上げたり、スポーツなどの力学的負担がきっかけになってしまうケースもあります。

腰椎椎間板ヘルニアの症状は、主に片側の腰の痛み、お尻から脚の痛みを引き起こすことが多いです。

これは、椎間板の中の髄核は少し横に飛び出ることが多く、片側の神経を圧迫することが理由にあります。

脚の痛みや痺れはヘルニアが腰のどこの高さで起きたかによって変わりますが、
多くはスネの前や外側、足の表や裏に起こります。

②腰部脊柱管狭窄症


腰椎という腰の骨の後ろには、脊柱管という神経の通り道があります。

この脊柱管が、骨の変形や腰の靭帯が分厚くなることによって狭くなってしまい、それによって腰の痛み、脚の痺れが出ることがあります。

これを腰部脊柱管狭窄症といいます。

腰部脊柱管狭窄症の原因は様々です。

加齢に伴い骨や靭帯が徐々に変形することによる場合や、
腰の骨を骨折後、治る過程で骨が変形することで起こる場合もあります。

腰部脊柱管狭窄症で特徴的な症状は
間欠性跛行
です。

間欠性跛行とは、
歩くときに出現する症状で、
歩いていると脚の痛みや痺れが強くなり、続けて歩くことが困難になる症状をいいます。

止まって前かがみになったり、しゃがみ込んだりすればまた歩けるようになります。

③腰椎すべり症


腰椎滑り症は腰の骨(腰椎)が一つだけ前方にずれてしまう状態をいいます。

このズレにより、腰の神経や関節の動きに影響を与えてしまいます。

④腰椎分離症


腰椎分離症とは、腰椎の先の尖った部分(椎弓)が折れてしまう状態のことをいいます。

腰椎分離症は小学生〜高校生にかけて発症することが多く、青少年期のスポーツが原因と考えられています。

成長期の活発な運動の中で、
腰を反る、捻る動作
で痛みが出現します。

野球のスイングやバレーボールのスパイク動作などの繰り返しで発症することが多いです。

腰椎分離症は骨折をしている状態なので、
コルセットをして骨がつくまで安静にする必要があります。

腰椎分離症となって骨がつかずに放置していると、将来的に
腰痛分離すべり症
に発展してしまう場合もあります。

⑤腰椎圧迫骨折


腰椎圧迫骨折は腰の骨に強い圧縮力が加わり、骨が潰れてしまう状態をいいます。

転んで尻もちをついたり高いところから落ちたときに生じることがあります。

高齢の方の場合は、
骨粗鬆症(骨がもろく折れやすい状態)を合併していると、くしゃみだけでも折れてしまうことがあります。

腰椎圧迫骨折となった場合はコルセットをして、腰に負担がかからないように生活することが重要です。

まとめ


いかがだったでしょうか?
今回は、数ある腰痛の原因の中でも、特異的腰痛の症状についてご紹介しました。

ご自身の症状と照らし合わせて、腰の痛みの原因を考えてみてください。

今回紹介した5つの症状に当てはまる方もいれば、当てはまらない方もいるかもしれません。
当てはまらなかった方は、
次回ご紹介する
非特異的腰痛
の可能性がありますので、
次回のブログも読んでみてください😊


闇雲にストレッチをしても痛みは治りません。

どうして痛いのか?

どうすると痛いのか?

どこが痛いのか?

これらを一つずつ明確にすることで
原因が絞れてきて、
どう対策をすればいいか、答えが見えてきます。

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