見出し画像

『アダルトチルドレンの克服』とは、どんな状態か?

ほそのゆうたが考える『アダルトチルドレンの克服』とは、自分の決断に納得して生きること。今回の記事では、この点について詳しくお話しますね。

そもそも、アダルトチルドレンってかなり主観的な悩みなんですよ。例えば骨折ならレントゲンをとって、折れているかどうかを医師が認定できます。そして、骨がくっつけば治ったといえます。

ですが、アダルトチルドレンは違います。アダルトチルドレンによくある悩みとしては、「自分の将来」や「親との関わり方」への不安が多いのですが、どちらも医師の診断や投薬で治るものではありません。

不安が強すぎて憂うつになった場合は、うつ病として投薬することもありますが、それはあくまでもうつ病の治療。アダルトチルドレンの克服とは別物と考えます。

「じゃあどうなったら克服といえるんだ!」という話になりますが、先に伝えておくと、答えは人それぞれ違います。アダルトチルドレンとは主観的な問題ですから、答えも主観的。100人いたら100通りの答えが出るのです。

とはいえ何らかの基準がある方が良いですよね。克服できているのか、まだ克服できていないかの基準があれば、判断しやすくなりますから。
私が考える、克服の基準とは『自分の決断に納得できているかどうか』です。


・・・


「親との関わり方」を例にしてみましょう。「親との関わり方」は大きく3つに分けられます。

①親と縁を切って暮らす
②親と物理的に距離をとって暮らす
③親と同居する

「親に苦しめられたんだから縁を切るのが普通!」と思うかもしれませんが、そうとも言い切れません。私は、②を選びました。

縁を切ったら親の泣きじゃくる顔が浮かんでしまって居心地が悪そう。だからといって同居するのはストレスで耐えられない。そこで適度な距離感を保つのがベストではないかと思ったからです。

今の私はこの選択にとても納得しています。数か月に1回のペースで父親と会っているのですが、心の負担がほとんどなくなりました。

昔は会うたびにクタクタになって、家に帰るとバタンキュー。今は「このぐらいの距離感が一番気持ち良いな」と感じる余裕さえあります。

はい。このポジティブな気持ちがとても重要です!!

何度も言いますが、アダルトチルドレンとは主観的な問題です。そして、「自分の将来」や「親との関わり方」への不安など、物事をネガティブに、悲観的に考えてしまうことで苦しんでいるんですよ。

ですから、
「私の将来は、きっとうまくいく」
「今の親との関係性に満足している」
と自分自身で納得して、ポジティブにとらえることができれば、それはアダルトチルドレンの克服といってOKです。

もちろん、この境地にすぐ達するわけではありません。
私はアダルトチルドレンを自覚してから今年で8年目になりますが、去年になってようやく納得できるようになりました。


短い期間で変えようとすると、リバウンドが来ます。ダイエットと同じで、時間をかけてゆっくりゆっくり変えていくものです。

もしあなたがアダルトチルドレンを自覚したばかりなのであれば、以下の記事に【私がアダルトチルドレンを自覚してから取り組んだこと】をまとめていますので、参考にしてください🕊


・・・


ここからは、アダルトチルドレンのリバウンドについて少しお話します。
私は過去に何度も「やっぱりまだダメかも・・」と感じています。

これが去年の2月のポスト。
今は克服できたと感じているのですが、去年の2月はまだまだでした。

というわけでここからは、去年の2月と今での変化についてのお話。
実は私が自覚している大きな変化がひとつだけあります。

それは、、、

ここから先は

1,443字

ベーシックプラン

¥500 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?